「かぐや姫」の「置手紙」…名曲なんですよ


 先日、「かぐや姫」を語ってブログってたら、急に色々聴きたくなっちゃって…。すまん、こうなると、僕が自分の人生で初めて買ったLP、「かぐや姫LIVE」に入っていた「置手紙」を語らなくてはならなくなってしまいました。ええ、ええ、そうです、もちろん我らが正やんの名曲です。ってか、思いっきり我儘モードに入ってます、ごめんなさいのありがとう!


 生まれて初めて買ったLPがライブ盤ってのも変ですが、その中に挿入されていた「置手紙」という曲、これ、スタジオ録音盤がなくて、このライブ盤でだけしか聴けないというのもファン泣かせの名曲たる所以なのです。
 3フィンガーという、当時はとっても難しいとされたフォークギターのアルペジオ奏法のひとつ。そいつをマスターしないことにはこの曲を演奏することができなかった。これがポイント高い。
 当然、一生懸命練習する私。色々挫けながらもちゃんとできた時の達成感は素晴らしいものがありました!
・・・って、自己完結ですが(^^;


 ついでに言ってしまいますとね、数年前、神田のフォーク居酒屋でいきなりギターを手渡され、なんか演奏しつつ歌わなければならない羽目になり、とっさの判断でこの曲を選んだのまでは良かったが、この曲、曲中にディミニッシュ・コードという実にマニアックなコードを一瞬鳴らさなければならない部分がありまして、ものの見事に失敗してずんどこに凹んだ記憶もあるのです。


 歌詞がまた泣けるんですよ。別れ歌なんですけどね。男が去るんだけど、やむにやまれぬ理由的に去っていくというシチュエーションですわ。それって一体何なのかわかんないけれど、この曲を聴いた当時は子供心に「大人の世界だな〜!」と感動したものでした。
 とにかく、分かんないことはすべて大人の世界。分かんないからこそ謎めいたかっこよさを感じたりしてね。。大人って卑怯だ!と考えるような子供よりもぜぇんぜんポジティブでしょ?前向きな自分でしょ?…いつから屈折したんだろうな〜


まぁいいや、「そんなに好きだったら、僕なら一緒に暮らすんだけどな!」が、私の回答でした
(^^;


かぐや姫 - 置手紙