ところで、気が付いてみればかなりブログの更新を怠っていたことに気が付いた。
何やら、ばたばたしてる感がいっぱいで、ここをなおざりにしてしまったようですんません。

ばたばたしてる時に限って、さらにばたばたネタが増えるのはよくあることでして…。
ここんところ妙にバンド系の演奏機会のチャンスが増えてきましてね。しかも、今まであんまり関与してこなかったジャンルとかスタイルが多いのに結構新鮮な驚きと衝撃と刺激を受けています。
とあるバンドでは、ルパン三世のオープニングとか、チックコリアのスペインとか、…演れんのか!?ってくらいにハードル高いし(笑)。

ま、こういう機会でもないと演奏することなさそうだし、楽しんでみたいと思う。


一方のバンドでは、頭脳警察とか岡林とか…ま、それはそれで珍しいチョイスに驚きを隠せない(^^;

結構、かっこいいっすよね!PANTA、サイコー!


妙な展開でいうなら、これも唸っている。


久々にアングラっぽいのを聴いた。
しかし、昔のアングラとは明らかに違うスジがある。
表舞台で全然オッケーなフレーズとミクスチャーしてるじゃんけ!
ニッポンのロックもすごい進化してるんだなと改めて感じているですよ。

八十八ヶ所巡礼・・・紅白を狙ってくれ!(^^

 とある書類を認めておりましたら、昔、銀行員をやっていた頃、職業欄に『銀行員』と書いていたことをふと思い出しました。


 当時、証券会社に行ってた友人からは「同じ金融関係なのに俺たちは『証券マン』NGで『会社員』なんだぜ、生損保社員も『会社員』なんだぜ、なんで銀行だけ銀行員なんだずるいぞ銀行員」と言われてました。まぁ、確かに銀行員は職業はおろか「社員」を「行員」と呼ぶし、トップのことは「社長」と言わず「頭取」と呼んでいましたわ。民間企業なのに『会社員』以外の表記方法が認められていた業種でありました。


 今じゃ、一介の『会社員』をやっている私だけど、ふと、職業欄に『会社員』と書く「ベタっぷり」が気になった。「もっと自由でいいんじゃないか?」などと。


もし、僕が何かの事件の容疑者とかで警察にひっ捕らえられて、
「お前、仕事は何してんだ!?あー?」とか言われたら、言葉に詰まりながらも、
「ア、アーティスト」とか言ってみたいよね!
(それで飯食ってるわけじゃないんだから、TVとかで報道されると「自称アーティスト誰某」と言われちゃうんだろうな。"自称"付きですな。みじめですな。)


 余談ですが、先日TVで「自称無職」ってのを見たときには驚いた。報道表現ここまで来たぞ感がハンパじゃなかった。そのうち「自称悠々自適」とか「自称高等遊民」なんてのが出てくんじゃないか。


 ともあれ、職業もそうだけど、名詞表現ってのは結構大事ですよね。その人をそういう側面から一言で表すのだもの、もちっと神経使っても良いと思う。


 そういや、相撲を見てて思ったけど「大砂嵐」という力士がいらっしゃるじゃないですか。私、この力士には「もちっとナイスなネーミングがあるんじゃないか?」と思ってました。自分だったらエジプト出身の彼には「那夷留川(ナイル川)」とか「開羅(カイロ)」なんてのを推奨するなぁ。こっちの方が四股名っぽい響きだと思うんだけどね。


 そんな話を取引先の広告代理店の方と話をしていたら、「開羅はアリと思うんですが、『川』は『海』よりも弱そうですね。」と言われた。


・・・


確かにその通りだと思った。

立ち食い寿司の店に入ると、お客はOLみたいな水商売風の女性が一人だけでした。


「ウニ下さい。」
私の注文に板さんが「軍艦で?」と訊くので、「それでお願いします」と言ったら「今日はしらすの良いのが入ってますよ。どうですか?」ときた。「いいですねー。じゃそれも。」と受け応え。板さんは同じノリをOL系水商売風にも振りました。
「お客さんも如何です?しらす
穴子を下さい。」
――瞬殺ですか。



 やってきたしらすを食べてみるとこれが結構いい。春物の苦みのようなのが全く感じないし、溶けるような食感が素敵です。「板さん、これ、美味いねー。」
「ありがとうございうす。ちょっと秋物が早いんっすよ。赤貝のヒモも良いの入ってますよ。」こうくると受けない訳にはいかない。「ヒモ巻、いいですねー。下さい。」もうね、ツーカーというか、山!川!みたいなテンポ。こういうの、好きだ。
「お客さんもヒモ巻、どうですか?」板さんは再びOL風に振ってみました。
「私は鯛、お願いします。」
Oh,No―ゥ!ゴーイング・マーイウェイデスカ(かーっぺっ!)。邪悪な毒を感じるぜ。


 したら、年の頃60代後半と思しきジーンズを身に纏った男性が入ってきました。番茶を手元にセットです。
「お客さん、何か決まったら仰って下さいね、2貫ずつのご提供になりうす。」
《ズズーーッ》「・・・。」
イヤに寡黙な客だ。静かに番茶を啜りながらネタ札群を眺めてる。かなり、ゆっくりと。


OL風のマイウェイ注文がいく。
「ゲソ下さい。」
「タレはどうします?」
「サビ多めで。」
もはや通常会話も支障をきたしてる。

「地ダコ下さい。」
これは私のオーダー。
「ポンズでいきますか?」
「ポンズ似合いますか?」
「おすすめです。」
「よろしくです。」
よしっ、こっちのリズム感はばっちりだ。


 そこに、ラフな格好の20代であろう兄ちゃんが入ってきた。
「ネギトロ10貫。ビール頼んます。」
聞き間違えじゃないか?…と思ったけど、間違えてなかったらしい。やおら彼の前にどんどんネギトロが並んでいく。それを上から『ぴっぴっぴっ!』と醤油を振ってパクパク食べ始めた。堂に入ってる。すんげぇ豪快なんで見てて気分がいい。
「美味いね〜!ここのネギトロは最高だね。もう6貫ね。」…まだ食うか。



『ヒラメっ!』
とうとう沈黙の爺が口を開けた。野太く通る声、一瞬店内が凍りついた(と思う)。


…ネギトロ兄ちゃんは更に6貫のネギトロを平らげ、都合22貫食して出てった。そしたら沈黙爺がそれに続くように「おあいそ」と言って会計しちゃった。追加注文ナッシング。



板さんの目が泳いだ。
私は板さんに話したです。
「今の、凄かったですよね。」
「ネギトロ?」
「いや、ヒラメ。」
「おぉ〜。」
「やはり。」
「ネタひとつで帰られちゃうってのはちょっとねぇ。ふたつみっつなら粋ですけどね。」
「怖かったですか?」
「怖かねぇけど、不気味だったねー。」
「ですよねー。」


食レポというよりか店内観察でしたな、こりゃ。

先日、ちょっとしたライブ居酒屋で、知らないお客さん同士で演奏ごっこをしたんだけど、その時に試みたのが「Fly Me to the Moon」(いや、エヴァのそれではありません・・・(笑)

それから、「You'd be so nice to come home to」。

青江三奈ってとこがすごいでしょ?
ってか、青江さんの凄さをここにきてようやっとわかった自分が恥ずかしい(^^;

まぁ、なんだ、そんなこんなをやってたら、一緒に演奏をつるんだ客人さんから「今度はこれを演りたいから、覚えといてね」と依頼された楽曲があるんです。
それがこれ

エゴラッピン、今まで知らんかった。
聴いて腰抜かした。
なんじゃこのヴォーカルのハイレベル度はっ!!
これが、平成バンドの若手連中ってんだから、音楽の進化っぷりって半端じゃないね。
上手いっ。めっちゃくちゃ上手い。酒が飲みたくなるっ!(笑)
こうしちゃおれん、練習だー、酒だ―(違)

オノマトペがあまり得意ではないのだけれど、僕的にはこう聞こえる。
「ギーーーヨ、ギーーーヨッ、ギヨギヨッ!」


 最近、朝の起床が4時位になってきて、充分におっさん力がついて来たと感動しているんだけど、おトイレ目覚めをしてるわけではないぞ。そりゃ肩こり腰痛の鈍痛で目が覚める傾向はあるけど、一番の原因は周りの音に敏感になってきたということなんですね(と思ってる)。


 その最右翼はカラス。ちょうど4時辺りから寝ぐらから出てきて、近所の電柱に止まり、遠くの仲間と「カァー、カァー!」と交信をするのだ。概ね、食料調達先でも検討しているのであろう。時々「クヮルル!」とか「カッカッカッ!」とか人をおちょくっているような声を響かせるもんだから、イライラしてきて起床となる我。
 そこに最近新たなメンバーが加わってきた。それが「ギーーーヨ、ギーーーヨッ、ギヨギヨッ」だ。下品で「通る」声。ちゃんと歌えたらボーカリスト向き。オルタナ系ってとこか、いやそういうことじゃない。
その正体は一体何だろうか?と、声がするたんびに外を見てたんだが、ようやっと今朝ほど捕捉した。


大きさとしては、雀が巨大化したというか、ハトがスリムになったかの様な寸法。
意外とボディは青系の綺麗な羽を有しており、尻尾が結構長い。頭部は黒のフルメット。ぱっと見た感じでは小奇麗な鳥だと思うんだけど、鳴くと何でああも品位を落としてしまうんか。黙ってりゃ、結構モテるだろうに。

 画像をPCで確認しながら、ネットで検索したら「オナガ」という鳥であることが判明。
なぁんだオナガか、知ってるぞ…って、今まで姿形を知らんかったし(苦笑)。
本州東側付近に常駐してる鳥だったんですね。
見た目はどっかの南国から逃げてきたやつかと思ってたけど、外来種ではどうやらなさそうだ。





「スズメ目カラス科」とあった。

スズメ?カラス?どっち側なんね!?






それはそうと、ネット上でオナガを調べると、その鳴き声のことを「ギェーーー!」とか「ギャーーース!」「ゲーーーヨ!」と、まぁまぁ散々な言われようだ。
まぁ、わかるけどね、ちょっと哀れになってきた。








姿形をテーマにした「みにくいあひるの子」なんて童話があるけれど、声をテーマにしたオナガの童話の一本くらいあってもいいような気がしてきた。
「うるさい青い鳥」みたいな。
けど、どうやったらハッピーエンドになるんか? よくわからない。

 最近思うんだけど、演奏テクニックとかボーカルテクニックとか、そりゃ上手いに越したことはないけれど、音楽演る上で最も大切なことって音を楽しんでいるかってことなんだよね。技術的にちょっと上手くなってくると、下手な人に対してやたら批判的になったり批評する輩が時々いるけれど、じゃあお前は一体何さまなのかと。


演奏している人が楽しんでいることが先ず第一。


それでもって、見たり聴いたりしてくれてる人が楽しんでくれているかが第二。


 まぁなんだ、自分だけで演奏するなら第一を満たしていればいいけれど、人様の前で演奏するなら、第二も必要。しかし、ここで要になるのは見たり聴いたりしてる人たちが楽しんでくれるためには、テクニックって十分条件かもしれないけれど必要条件じゃないんだよね。そのことに気がつくのにずいぶん時間がかかった。ようやっと最近だもんな(苦笑)。

以前、ホワイトベリーの「夏祭り」を聴いた時は「なんじゃこりゃ!?あまりに荒っぽ過ぎて、よくこんなの売り出したなー」などと思ってたけど、先日、何かのきっかけで再び耳にしたら残る残る(笑)、結局現在ヘビロテ中。
勢い一発には間違いないだろうけど、その勢い度合いが実は「活き活き」してるんだな。そこに吸引力があるし、「夢の中〜♪」のフレーズ時に登場するルート音に対する♯M7の響きのフック度合い、ギターソロのチョーキング連打の勢い度合い、そんなのが波状攻撃になって攻めてくるのだ。決してテクニック云々ではないと思う。「活き」と「華」があるんだな。これ、必要にして充分な要素。今頃気がつくなんてね〜♪

ついでながら、本家本元のジッタリンも復習中。

良いと思ったんだから良いのだ。自己完結かもしれないけどやっぱ良いわ(笑)