私は炭酸飲料(無糖系)が結構好きな方でしてウィルキンソンとかのをよく飲むのですが、こう暑い日が続くと費用が嵩んでしまって困ってしまうです。
なんか他にお安く炭酸を飲む方法はないかといろいろ物色しました。そしたら、化学反応的に「クエン酸重曹」で出来上がることを知ったぞ、やってみよう!


丁度今、冷蔵庫には手前製の紫蘇ジュースがある。
2リットルの沸かしたお湯に、紫蘇とクエン酸と砂糖を入れて作ったやつだ。
ま、ある種のクエン酸飲料だ。
こいつに重曹(炭酸水素ナトリウム)を入れればできる筈。紫蘇ジュースが一気に炭酸紫蘇ジュースになる筈。
丁度これまた、お腹の調子が悪い時用にとキープしている炭酸水素ナトリウムがあったので、これで足し算することにした。




出来上がった。
確かに気泡はついている。しかし、なんかシュワシュワ感が足りない。
色まで変だ。
わかんないけど飲んでみることにした。


学習した。
これ、不味い。
炭酸は炭酸だけど、非常に微炭酸。
紫蘇の風味は残ってるんだけど、なんかヌルヌルした感。喉にまとわりつく印象。
甘みが…えー、具合が悪くなりましたので、飲むのを止めました。

会社の近くに「らん○亭」があるんです、牛丼屋さんの。「ら○ぷ亭」知ってます?
先程、牛丼が食べたくなったのでそこに赴きました。

お店に近づくと、店先に幟が何本か立ってました。キャンペーン中の商品とかの告知ですな。見れば「かつ丼☆570円」というのばかりが立っています。かなり「かつ丼」に力を入れている模様です。ふむふむ…

かつ丼の幟を横目で見つつ自動ドアをくぐりました。正面10歩先辺りがレジカウンターだ。
「いらっちゃいませ!」
必要以上に元気な声で気持ちが良いがアジアンな訛りを伴っている。「らったいまてェ!」とも聞こえる。それはそれで構わない。…構うのは、そのレジ員の頭上にあるディスプレイだ。いつもはメニューが表示されてるが、本日は「かつ丼570円」の表示がでっかくされてるのだ。かつ丼570円「しか」書かれていないのだ。
他のメニューが表示されてない。そんなに力を入れているのか?

店内にいる他のお客4人を眺めてみた、すると、  …なんと!
あろうことか、全員かつ丼を食っているではないか。

ちょっとまて。

私の脳内カイロはフルスピードでこの事態を咀嚼した。

…もしかして、昨今の牛丼競争で「○んぷ亭」はメニューを「かつ丼オンリー」にしてしまったのではないか?
牛丼の戦いから一線を退き、かつ丼という選択肢で生き残りをかけることにしたのではないか?
牛丼屋であるにもかかわらず、かつ丼で商売をしなければならない悲哀。…そうか、そういうことか。さぞや口惜しかろう。
うん、いいよ、かつ丼だって悪くない、協力しよう、そっちに舵を切ることにしよう。
私は、店員に憐憫の情を抱きつつオーダーをすることにした。

「すいません、じゃ、かつ丼並を」

「はぁいっ、ナ〜ミ、いっちょう!」「ありがとうござますー!」

商品名を言わずに「ナミ」でかつ丼オーダーが厨房に伝達される。。
もはやここはかつ丼屋さんだ。何ということだ。いつの日かきっと牛丼を復活させてくれ。



それからほどなく、新たに客が店に入ってきた。

そして、彼は周りの雰囲気を読むことなくいきなり、傍若無人にも、「牛丼大盛り!」と声を張り上げてしまった。

かつ丼らん○亭」の触れられて欲しくないところを突いてきた。
さぁ…どうする!? アジアン店員!
君はこういう場合の日本語の使い方をちゃんと勉強しているのか?
最初、口にすべきは「モウシワケ、ゴザイマセン」だよ!
私は、店員でもないのにドキドキした。

「はあぁい、ギュー、オオモリ、いっちょう!」「あーしこまりましたー!」



え?

牛丼、やってるの?

そうなの?

じゃ、私。 このかつ丼食ってる私は、どうよ?



よく、『○○を食べれないなんて、人生半分損してるようなもんだ!』なんて格言がありますけど、そういう食べ物がふたつもあれば、人生半分と人生半分で人生まるまる損してることになるよね。焼サンマに牛丼…もはや私は人生をかなり損したことになるのかもしれない。(哀)

「焼サンマ定食が食べたい。」

なんか、無性に食いたくなりました。季節でもないのに。
唐突に思い立ったのも凄いけれど、それって快挙でもあります。


思えば数年前、焼サンマを食って骨を喉につかえさせ、外科的処置をしたことがありました。経費節約で500円の定食にして、骨を抜くのに3,000円。あれは事件であった。
以来、ちょっとトラウマになってしまい、サンマを敬遠する日々を過ごしてきました。


それが今再び「食いたい」モードになったのである。トラウマ脱却である。嬉しい。
お昼休みに早々定食屋さんに行って「焼サンマ定食750円」を発注。
間もなく眼前に広がった焼サンマ。もはや君は私にとってのトラウマではない。フっ。
醤油をひと垂らし。これで日本の味が更に広がる。 たらーり、っと。



(黒過ぎる)…。



お店の人に「ダメもと」で焼き直しを頼む勇気はありません。
それどころか、混み合っている店内の他のお客さんの視線が気になって、血が逆流しそうになる程、私は小心者です。


そういや以前、「コショウ瓶」と「つまようじ瓶」を間違えて、坦々麺につまようじをぶちまけちまったことがあるが、あれ以来だ。指先まで震えがキタ。


…いいから食おう。


そう結論した。


身をひと摘み口に運ぶ。味わう。青ざめる。…涙。



ウスターソース。。。やはりか。


「ファンタスティック」とはこういう事のためにあるような言葉だと思う。。


サンマを食べながら、苦悶する私がいました。
ウスターソースなんか世の中から消えて無くなってしまえ、と思う私がいました。
今夜はちゃんとしたものを食べたい。そう心に誓う私がいました。

ロックな人生だ

 偶然「サザエさん」をTVで観た。かなり久々。そりゃ、波平さんの声優が変わったこととかは知ってたし、そういう瞬間瞬間でチラ観はしてたんだけど「しっかり観」をしたのは久し振りだった。あまりに久し振りだったので、波平さんはおろかカツオやワカメまで声が変わってて驚いた。でも、主人公サザエさんはまんまだったし、タラ「でしゅ」、イクラ「ハーイ」、タマ不自然「にゃーご」は往年のままだったので妙な安心感はあった。
そして、エンディングソング。嗚呼…『サザエさんシンドローム』にどっぷり浸かってた頃を思い出した上に、今もシンドロームってる自分に戦慄した。『明日から学校、いやだ〜』の「学校」部分が「会社」になった位の変化やんけ。凹むなー。

大体、何であの曲は人をブルーにするのか?
ちょっと癪だったのでメロディやらコードを拾ってみた。そしたら、キーがGメジャー。歌詞にしたって「楽しいハイキング〜♪」とか「サザエさんは愉快だな〜♪」と嬉しそげなフレーズ。プラス要因で作られている楽曲ではないか。
でも、私には悲しく聞こえるぞ、うーむ。どの部分がそうさせるのか吟味してみた。ら、二箇所、キモがあることに気付いた。
ひとつは「今日は楽しい〜♪」の二回目のリフレイン部。音楽的な用語で言うとオーギュメントっちゅうやつですな。和音構成の一つが半音上がるの。これが私の中では不安定感を増長してしまうようだ。
二つ目は「ほ〜らほ〜ら〜、みんなの〜♪」の「みんなの〜」のとこ。Bm。悲しい和音。「みんなの〜♪」が悲しい。かなり悲しく聞こえちゃったもんだからその後で「サザエさんは愉快だな〜」と言われても、ちっとも愉快くない。「本当にそうか?」と突っ込みたくなってしまうのだ。
自己分析終わり。

げ!クレジット見たら、作曲が筒美京平先生っ!
でぇっ!失礼しました。先生の「ブルー・ライト・ヨコハマ」「私の彼は左利き」等は名曲と思っております(^^;

まぁなんだ、昨日をもって私はまた歳が一歳繰り上がったですわ。
だからなんだと言うわけでもないけど、自分がまさかここまで歳を重ねてくるとは思ってもみなかったすわ。うひー、ですわ。


楽しめる人生を楽しみ切って幸せのカテゴリーで、心の置きどころをキメていきたいと思う今日のこの頃です〜。

花鳥風月、泰然自若で無我夢中で行こうっと♪

さて、先般、自身のブログでオマージュ度100%な話のことを書きましたが、その時にブロ友さんからマッシュアップな話を聞きまして、結局本家オリジナルよりもマッシュアップ企画曲の方をヘヴィー・ローテーションしている私です。

これ、凄すぎるですわ。最初は「際物」と片付けていたのに、聴けば聴くほどハマってくる。
いや、完全にハマった。ヤられた〜(笑)
ツェッペリンビートルズ、「胸いっぱいのヘルタースケルター」〜♪ご機嫌ですわ♪

何処をどうやったらこういう風に作れるんだろう?
そんな風に思いました。
こういう企画、古くは、自分の印象の中で、米米クラブとチャーのマッシュアップが一番印象に残っていますが…

この当時は、これだけでも凄いと思ったし、今でも笑えるんだけど(笑)、それをはるかに凌いで来た感がツェッペリンビートルズにはありますな。
暫くはこの合体企画にはまっちゃいそうです。
IKUZO X Zep 以来ですな。

 先日、居酒屋にてビートルズ・ネタでちょいと盛り上がりを見せたんですが、「『オクトパス・ガーデン』が好きなのよね〜」と仰るお客さんと『すれ違い琴線ごっこ』で話題がずれまくった。

 「自分、こういうところが好きなんだ」という、分かる人にはわかってもらえるけど、分かんない人にはマニアック発言にしか聞こえない切り口ってのがあって、例えば「『ヘルター・スケルター』はモノラル盤の方にちょっとフィードバックの音が聞こえてて、この辺がワイルドだからモノラルのが絶対いい!」なんてのは、聞く人によっては「ンなこたぁ、どっちでもいいじゃんけ」レベルではある。(でも私はモノラル盤が好きだ)

 件の『オクトパス・ガーデン』にも琴線部分がありまして、この曲にやたらと出てくるフレーズ「in the shade」。昔は「イニシエイド」って聞こえてたんだよね(今でもそうだけど)。「秘伝を授けられたタコの家」…違うよねー。「そう聞こえません?」と振ってみたが、「そうですか?」と応答が来て、すれ違った。
もうビートルズの話題はやめようと思った。

 ともあれ、『オクトパス・ガーデン』。この楽曲、どっぷり久しく忘れ切っていた。「折角だから」と思い、家に帰った後復習することに。
「確か、カントリー調のユニークな曲だったような…」みたいな印象しかなかったので、久々に聞いて驚きがあった。バックのコーラス・ライン。

「あれ?このフレーズ、確か他で、どっかで、聞いたことがある!…何の曲だっけ?」

しばし考え込んで、
  …数日経って判明した(実は昨夜です、我ながらロックしてると思う)。

昔、「かぐや姫」というフォーク・グループがありました。
彼らの楽曲の中に「黄色い船」というのがあるんですが、この曲がオマージュ度100%なんですね。驚いたねぇ。そうだったんか…と。
よく聞けば、エンディングのあり方とか、そもそものコード進行からして被る被る。
もっとも、「黄色い船」ってのと「イエロー・サブマリン」って、曲は違うがタイトルの被り方もあるし、山田パンダさん、かなりビートルズが好きだったんかなぁ、と思いを馳せて酒を飲みました。いや、酒は飲まなくてもいいんですが。

何であれ発見は自分の中で熱くなるという身勝手な話題でした。おしまい。