最近思うんだけど、演奏テクニックとかボーカルテクニックとか、そりゃ上手いに越したことはないけれど、音楽演る上で最も大切なことって音を楽しんでいるかってことなんだよね。技術的にちょっと上手くなってくると、下手な人に対してやたら批判的になったり批評する輩が時々いるけれど、じゃあお前は一体何さまなのかと。


演奏している人が楽しんでいることが先ず第一。


それでもって、見たり聴いたりしてくれてる人が楽しんでくれているかが第二。


 まぁなんだ、自分だけで演奏するなら第一を満たしていればいいけれど、人様の前で演奏するなら、第二も必要。しかし、ここで要になるのは見たり聴いたりしてる人たちが楽しんでくれるためには、テクニックって十分条件かもしれないけれど必要条件じゃないんだよね。そのことに気がつくのにずいぶん時間がかかった。ようやっと最近だもんな(苦笑)。

以前、ホワイトベリーの「夏祭り」を聴いた時は「なんじゃこりゃ!?あまりに荒っぽ過ぎて、よくこんなの売り出したなー」などと思ってたけど、先日、何かのきっかけで再び耳にしたら残る残る(笑)、結局現在ヘビロテ中。
勢い一発には間違いないだろうけど、その勢い度合いが実は「活き活き」してるんだな。そこに吸引力があるし、「夢の中〜♪」のフレーズ時に登場するルート音に対する♯M7の響きのフック度合い、ギターソロのチョーキング連打の勢い度合い、そんなのが波状攻撃になって攻めてくるのだ。決してテクニック云々ではないと思う。「活き」と「華」があるんだな。これ、必要にして充分な要素。今頃気がつくなんてね〜♪

ついでながら、本家本元のジッタリンも復習中。

良いと思ったんだから良いのだ。自己完結かもしれないけどやっぱ良いわ(笑)