クラシック系

音楽の捉え方雑感なり

世の中、天才的な音楽家になると、ある特定のキーの響きに「悲しみ」を覚え、またある特定のキーには「喜び」を感じ、そして、その音楽家が曲を紡ぐ時にはストーリーとそれにまつわる感情を並べていく(キーを組み立てていく)ことでひとつの壮大な楽曲がで…

行って参りました。モルゴーア・カルテットの定期演奏会。 東京フィルのコンサートマスターに東京シティフィルのコンサートマスター、N響主席チェロと次席ヴィオラ奏者。間違いなく日本の誇る第一級の腕利き達のカルテットだ。プログレの雄、イエスの危機を…

クラシックだって激ロックしてまうのだ!

先般、クラシック系カルテットのプログレッシブ・ロックコンサート(?)に行って興奮したのだが(「モルゴーア・クァルテット」と言います、クリムゾンとかELP演ってました)、そういや、この手ので一番最初に驚いたのがクロノス・カルテットだったっけ。 …

2拍子行進曲、日本が誇る名曲「祝典行進曲」

このあいだ変拍子の事を書いてて、連想ゲーム的にイメージが膨らんだ。 一般的に、歌謡曲、ロック、ポップなどの世間に広く浸透している音楽に耳を向ければ、その多くは8ビートにある。ジャズっぽいのとか、古い歌謡曲(「私の彼は左利き」)みたいのには4ビ…

Erik Satie

環境音楽とか癒し系とか色々言われてるけど、個人的にはちょっと違って聞こえるサティ。 早弾きとかテクニックとかの方向ではなく、「必要最小限の音数で音楽を」という手法で新境地を切り開いた稀有の現代クラシック作曲家(ピアニスト?)ですね。 Gymnope…