「『ニック・ロウ』って、どんなミュージシャンだっけ?」


そう聞かれて、名前の最後の二文字が一致しているという理由だけから『バリー・マニロウ』の顔を連想してしまう失礼な奴がここにいます。(私だよ〜ん)
…ですから、「パブ・ロックがどーだこーだ」と話するのもおこがましいんですけどね。

パブ・ロック。。
自分の偏見でいえば、シンプル・ロックのこと(ちょっと思い切り過ぎたか)。
説明付け足しますと、60〜70年代にプログレにみられる楽曲の複雑さ、サイケにみられる音の加工とかのロックの進化路線とは対極にあって、シングル・モルトにこだわるというか、直球の美学というか、キャッチーにロックるというか、そんな感じのロックを突っ走った路線がパブ・ロックだったと思ってるです。
そして、パブ・ロックを語るにはとても重要なバンドの一つに、ニック・ロウを擁するブリンズレイ・シュウォーツ(カタカナ表記間違ってたらごめんなさい)ってのがありましたっけ。

なんで今、パブ・ロックの話なのかって?

そうね、喋ってる自分ですら分からん。

(なんか唐突に聴きたくなったんだわさ。)

なかなか良いんですよ、時に当時の潮流を聴くと、自分の「仕組み」のパーツみたいなのを再認識できるというか、まぁ、そんなに大げさなもんじゃないんですけど。

YouTube検索して探したんだけど、ブリンズレイのオリジナルを見っけることができなかったんで、ニック・ロウで有名なっちゃったほうを…

Nick Lowe - Cruel To Be Kind

話、飛ぶけど、やっぱりキャッチーなロックってのは、非常に自分にとっては入りやすいものでした。
だから、ツェッペリンとか、クリムゾンに入る前に、こういうのとか、エジソンライトハウスとか、KISSとか、BCRとかに耳を傾けたんだろうね。

そしてその後、追加オーダーで『刺激』を求めるようになる。
で、気が付くと追加オーダーがいつの間にかメインディッシュになってしまってた…と。

要するに、屈折していったんですな(笑)。


気分が満たされてない時にポップな歌を聞かされると無性に腹立ってた頃が懐かしいのさ。
(^^;;