思えば色んなキワモノ(いや、そうじゃなくて)凄いバンドがあるんだニッポン。
え?最近のキワモノですか?
そうですね、そりゃもう、先の「犬神…」も凄いですが、路線をちょと変えますと「リカオン」ってのもエグイですな。
このなんっちゅうか、女装集団というか、コスプレイヤー集団というか、屈折アキバ系というか、そういうノリでメロ・デスしてるんですな。
パワー・ロック?…んー、ちょと違うと思う、メロ・デスだと思う。メロディ・デスメタ。
最初ねぇ、このバンドを音声なしの動画だけでまんじりと見てたんですよ。すると、女装集団で(一部、ベーシストのようにナルト系ぶっ飛びレザーがいますが)何やらリズムに乗っているようで全くと言って良い程に乗っていなくて、自由気ままに揺れてると言うか、うごめいているその絵が、どうにもこうにもヘンテコリンで、『こりゃまたとんでもないB級に遭遇しちまったな』と思ってたんですね。。
後で音声ともに聴いたら、『うわっ!メタルだ!』と、腰抜かしたんです。
そのギャップの酷さに腰抜かしたんです。
(こりゃ、掴みはかなりオッケーなバンドじゃねぇか。)と思ったね。
売れるんだか売れないんだかさっぱりわかんないけど、間違いなく信者が集ってるに違いないと確信したね。
さぁ、みなさん、一緒に極まった世界へ行きましょう♪
Lycaon - Plugin into the socket
最初の帽子を投げるシーン、音声なしの動画だけで見ると、ただのだらしない動きにしか映りませんが、演奏を重ねると実にかっこよく見えてきたりします。
この瞬間だけを取っても、音と映像のあり方って一体何だろう?って哲学したくなってきませんか?…なってきませんね。
ズコズコドーーンっ♪
うっひょー!です。