がんばれ、犬神サーカス団!

え?キワモノですって?
そうね、「犬神サーカス団」という強烈なのがいらっしゃいますのことよ。
エッジが立っているんだか、とほほなんだか、ともかく以下に紹介する二つのクリップを聴いて下さんなまし!決して片方だけではなく、両方聴いて下さんなましっ。

犬神サーカス団 - 殺したい女


威張りくさったメス豚が
男の前じゃ態度を変える
ところ構わずメイクなおすけど
誰もアンタに興味ないから
女同士は複雑さ
今日も夜中に無言電話
響け! 夜明けまで 響け! 殺したい女〜♪


デスってるわけじゃないのに、この猛毒さ加減はいったいどうしたことでしょう。
普通に歌ってるんだよね。しかも、ロックしてるし。
和製ロックは一体どっちに行こうとしているんでしょう? なぁんて思ってしまう。

にしても、こちらのバンドは、かなり古典的ハード・ロックの美的要素を踏襲しているように思えます。なんたって、ギターの音色が私好み♪
勿論、「ギザンギザン!」なトーンも嫌いじゃないんですが、この、なんちゅうか、ソロで飛び出してきたり、インプロビゼーションを弾いたりする時の「ギターギターしてる響き」がたまらなく往年のハード・ロックファンを虜にする系なんですよ。

あり?
犬神サーカス団、何気に聖子ちゃんをカバーしたりもしてるんですね。
しかも、かなり正確にカバーしてらっしゃる。

犬神サーカス団 - 夏の扉(カバー) 『しかも「うたばん」の動画だし』

よく聞くと、バンドにキーボードがいないのにストリングスとか、加工したパーカッションの音も聞こえてくるので、視聴者側には恐らくカラオケとVo凶子の声しか届いてないんだろうと思えるんだけど、、、
それでもギターソロの部分や、ベースのラインワーク、ドラミング等、ほぼほぼカラオケと目される音とビッタリあっているんだよね。
スタジオではバンドメンバーでそれはそれでかなり精度の高い演奏をしていたんじゃないかと思う。
勿論、凶子の完璧なカラオケっぷりにはもう、笑うしかない。

外見に騙されてはいけないんですね(騙されようもないか)良く判りました。

貴明にここまでコケにされて楽しんじゃってるところがこれまたおかしい。
しかもバンドの皆さんが、けっこう行儀いいのが爆笑モノ。

一曲目ではソリッドなバンドだと思ってたんだけど、そうでもなさそうなんだよねー。そこがまた良いってね。(^^;

しかし、あの状態でVo凶子に「私を連れてって〜♪」と言われても、確かに無理ですわ。