「Azn Steez」という和系凄バンド

「Azn Steez」という和系凄バンドがございます。
お恥ずかしながら、このバンドの音楽に触れたのは半年ほど前のこと。もちっと早くに気付きたかったと思ったりしてるんですが、まぁまぁ遅ればせながらでも知れたことに感謝だな。

このバンドの楽曲は、YouTubeでこのイラストに張り付いたスタイルで聴いたのが最初のエンカウントだった。
アップされているイラストを見る限りではアキバ系の音楽かと思ってしまいそうになったね。
ところがさ、じっくり耳を傾けてみれば、こいつはかなりのエッジの効いた(オルタナ系)メタルであることが判明したですよ。
TVアニメに挿入する程度のレベルでは全然物足りないくらいの本気重量級。


気のせいかもしれないが、ドラムスのサウンドベードラに被るようにして和太鼓的音色も聞こえる。こんなところが何とも「和の重金属」を感じてしまったりした。


メロディー・ラインは、アレンジをどうにかしたら間違いなくJ-ポップで収まるはずなのに、それをあえて思いっきりミドル・ピッチのメタル・バッキングにのせたところが物凄く私のツボにキタ。
要するに、かこいい!! のである。


その後、暫くしてこの楽曲の「動画」にエンカウントした。
これを観てアドレナリンが更に急上昇。


Azn Steez - 花魁遊戯


ますますサイコー!
ほんで、当初「秋葉系」と言ったのは撤回。
これは正当なロック、物凄く素敵だ。


バンド名「Azn Steez」は「エイズン・スティール」と読むのだろう。スラングだな。『アジアン・スタイル』ってのをいじったみたいな感じ。


まさしく、ニッポンのオルタナと言っていいかもしんない。
いや違う、これぞニッポンのゴシック・メタルだ。
(後者の見解はあくまで私個人の偏見ね。うふふふのふ。)


花魁をモチーフに使ったのは素晴らしいアイディアだね。
うん、そういうの、確かにアリです。
ミディアム・テンポのリズムに抑揚のあるボーカル・ライン。上から下へ流れるように歌うメロディーは実に「雅」の「粋」を感じて染む雰囲気がある。ボーカル「amy」のパワー・ボイシング、掛け値なしに凄いと思った。
巻き舌も板についてる。まさに「姉御!」ってなかんじだね。


また、この動画でも和太鼓の印象を感じてたが、モヒカンの彼、むっちゃくちゃエッジが立っているねではないか。なんかさ、ドラマーとは違うなんかの印象がある。あ、そうだ、パーカッションなんだ。動画をちゃんと見れば、一般的な「ドラム」システムはなくて、和太鼓によるシステムが組まれていることに気が付いた。おぅ、とんがってるなぁ。
・・・調べたら太鼓奏者でした。(^^;;


ほんと、不思議な魅力が詰まっているバンドだと実感。


Azn Steez、ここ最近のマイ・ヒットの上位にランキングしちゃうことにしようと思う♪