インスパイアされる曲かぁ。そうね、八神じんこさん。


Stevie Wonder - Another Star

「パクッた」とか「盗作だ」とか言うと、思いっ切り悪意を感じるというか、発表された作品を作った人の無能ぶりみたいのを感じてしまうもんだけど、「インスパイアされた」とか、「モチーフにした」という表現がされると「ほほぉ、そうかいな!」といたく感心してしまったりする。


さぁ、実際のところ、作者はそのどっち側にいたんだろうか…それは作った人本人にしかわからない。(もっとも、まるでコピーとか、創作意識の「そ」の字も見えないものは論外ですけどね。)

とは言え、先行したものには先行者の利がある。ってのは紛れもない事実。
そう考えると、改めて「スティービー・ワンダー」っちゅうのは頗る偉大なミュージシャンなんだなと感じてしまうのでした。


え?


何の話ですかって?


「勝手に〇ンドバット」と「み〇いろの雨」。


まぁなんだ、巷じゃ有名な話なんだそうですね。私ゃ、つい最近知ったですよ。


そんなわけで「勝手に〇ンドバット」と「み〇いろの雨」はメドレーとして繋がりやすいってことです(違)。



おっと、そうだ、八神さんと言えば・・・。
すごい思い出があります。
思い出しついでに語ってしまおう^^;


 かつて「お祭りに行こうぜ!」と友達に誘われて連れて行かれたところが暴走族のパーティーだったという経験があります。
「話が違う!」なんてのが通用する相手様ではありません。「会場」のそこここで「カラ吹かし」を「ブボボンッ!ブボボンッ!フォォォォォンッ!」と上げている皆様。胸に晒を巻いているレディースの皆様。見たことないスカイライン。特攻服な皆様。んごい。
「おー、おめぇは車に乗せてやんよ!」と誘導されるままにスカイラインに乗り込むと、車内はチックとポマードの匂いが充満していた。


 単に電気楽器を弾いていただけで「不良」の烙印を押されていた時代。ある日Bassを持って学校に行ったのが、誤解の始まりだった。ちょいと不良な方々が「お前、やるじゃん!」と微笑みながら近づいてきた。「『ファンキーモンキーベイビー』最高だよな!」と『ぽんっ!』と肩を叩かれた。いや、まぁ、キミにそう言われてもなぁ。。。
今まで「ちょっとテストの点が良かったからって、いい気になんなよ!生意気なんだよ」と言われていたのが(べつにいい子にしていたわけではなかったんだけどね…そんな風に見えたんかな?)、楽器を持って学校に行っただけで「昇格」しちゃった私。
見ようによっては彼らの誤解の方が、先生やPTAの誤解よりも激しかったんではないだろか?


 さて、その「パーティ」ではクルマに乗って爆音蹴散らして東関東自動車道を走ったんだけど、その時に気になったことがある。
 車の中でかける音楽が「キャロル」とか「クールス」ばっかりかと思っていた私、実はそれだけじゃなくて、「百恵さん」はもとより、「アン・ルイスさん」とか「八神純子さん」が流れていたのだ。
驚いたね、ちょっと新鮮でびっくりしたね。
そしてもっとビックリしたのは、彼らに「選ばれた」曲が高速道路をぶっ飛ばすには非常に似合う曲だったと言うことなのだ。妙に興奮した記憶がある。
 で、(オリジナルとは程遠い形になってしまっている)スカイラインの車内で爆音で聴いた八神純子さんの曲は、大ヒットしたわけではないけど名曲として誉れ高い「I'm A Woman」だった。



八神純子 - I'm A Woman

これ、大音量で聴いてみてくださいな。
辺りには暴走族の皆さんが一緒に走っているとイメージしてくださいな。
深夜であることをイメージしてくださいな。
周り中がノリノリだとイメージしてくださいな。
如何です?
・・・この曲、充分過激であることが分かっていただけると思いますよ(^^;