癒し系サウンドじゃないかと自己完結して聴く曲

先日、トリップ感覚におぼれてしまいそうな曲というものをご紹介したことがあります。そのうちの一つにAcchiというアーティストの曲がありました。

Acchi - But I carry a gun

私は、このアーティストについて詳しいことは知りません。
ただ、偶然にFMか何かで耳にした程度です。
しかし、彼(等?)の楽曲に猛烈に心を癒されるような不思議な感覚に溺れましたわ。

ヘンですよね。個人的には、DJなどのスクラッチな表現方法、ハウスミュージックな打ち込み系にはモーレツなアレルギーがあった筈なのに、この曲に関しては全くノー・プロブレムで受け入れ姿勢が整ってしまったのです。

なんでだろ?

たぶん、アコースティックの響きが往年のアール・クルー節であったり、バックを装飾するギターのトーン、選ばれる音がクリムゾンっぽかったり、アレンジがアコースティック・アルケミーっぽかったり、そんな要素がちりばめられていたがために、何の苦も無く楽曲に身を委ねてしまったんでしょうね。

そういう不思議な感覚って、時折登場します。
楽曲のエッセンスにとても受け入れがたい素養があるのだけれど、でも、それを打ち消してしまうというか、いや、それをも受け入れの対象にしてしまうほどの完成度を引っさげたのが眼前に登場すると、アンテナの指向性が変わっちゃうという衝撃なんですわ。



頭が色んなことで一杯になってしまい、自分がどっちの方へ向かったらいいのか、自分で自分を見失いそうになる時があります。

そういう時、こういった曲に耳を傾け、身を委ねるというのは一つの解決策に繋がるかもしれません。

私は、カンフル剤として自分を冷静にさせるというか、煮えたぎる気持ちをクール・ダウンさせ、自分を今一度原点に立ちかえさせてくれる、そんな薬みたいな楽曲に時々触れあう機会に遭遇します。

これはどんな方にも体験と言うか、経験してほしいんだわ。

音楽の不思議な効果と言うのが心に及ぼすもの、何気に大きいんですよ。

気分が安らぐ曲に出会えた時、私以外の誰かにも何らかの効果がもたらされてくれるのではないかと思えたりしてしまうんだな。強要はしませんけどね(^^;

環境音楽とかじゃないんだよね、こういうの…

Rist - Light

如何でしょ?

『煮詰まる』のも個人の自由ですが、『煮詰まってたまるかっ!』…ってのも個人の自由だったりするんです。

ねぇ、
みんな、同じ時代を生きています。
良き時間を構築して、良き時間を共有できたら、どんなに素晴らしいことでしょう。

私は経済とか政治とかには全く詳しくありません。

でも、思うんです。
人々が輝いて生きて行ける環境づくり、それには経済発展とか競争力の強化とか、そういった価値尺度ではない何かがあると。

その何かを互いに大切にし合えれば、きっとこの国は素晴らしい国にになっていける。

逆にさ、既成概念的な権力・価値観、そういうのに縛られているトップのもとでは、新しい価値観は生まれてこないというのを皆が知っているんですよ。

ならば、動かなくちゃいけませんわ。
頑張りましょう。

癒しとともに、パワーまで確認できたような、そんな気がしてきた。

現場、頑張るだけ頑張ってみようかね。。っと。