インドネシアのありえへんRockband「Discus」

違うお国柄のRockを聴くというのもオツでございます。


で、インドネシアだよ〜ん。(^^;



 もうね、「インドネシア」と書いた瞬間から、情報が少ない脳内でイメージしようがなくて興味ムクムクでしょ?
ほんで、おまけにこのバンド名です。「ディスカス」。
なんか、魚の名前に似たようなのがあったな、と思ってたら、やっぱり魚だ。
しかし、辞書引くと『円盤(競技用の)』とかの意味も出てくる。
こっちの意味か?
どっちにしても、バンド名の由来が見えてこないし。。
まてよ、もしかして、『Discuss(議論)』と書くべきところ「s」を一つ書き忘れたのか?
…まさかね(笑


どうやら、マニアの間では結構有名らしいこのバンド、聴いて頂ければわかると思いますが、その無節操さ加減が半端ではない。


Discus-Breathe


多分…プログレの範疇にはいるんだろうけど、色んな事を組み込み過ぎで複雑になっちゃったから「プログレ」と言うしかなくなっちゃってるんじゃないか。


なんたってインドネシア、民族楽器フレーズが出てくるんじゃないかと思われた方も多い筈!
そして、見事に期待を裏切らないのが彼らであり、裏切るとしたら『民族楽器ぐらいで驚くんじゃねぇぞ!』みたいな何でもアリ演奏。
ジャズロックかと思わせてプログレったと思ったらデス声。意味不明にクリーン女性ボーカル、おっとシャウトが来たぞ、あららら、謎のダンサー登場だ。。。と、まぁ、言葉はあれだけどセンス疑うしかない。こいつらの頭どーなってん? みたいな。


でも演奏技術は凄いものがある。これは間違いない。
それだけの腕があるのに何でこういうアピールの仕方になっちゃうんだろう?
インドネシア、恐るべしだねー。


5度和音のガムラン調は無敵だな、うん、はい。


考えたら、ケチャックとかって、思いっ切りプログレしてるさ〜。


例えばこの動画


聞いた話では、ケチャックには「語り部」と「指揮者(号令担当)」がいて、号令とともにチャッチャッチャ!ケチャケチャ!が始まるんだけど、この語り部にも役割分担があるらしく、4拍の拍子の中に「チャ」を5回言う人、6回言う人、7回言う人等がいるようだ。
思いっ切りポリリズムですな。
そうか! インドネシアンって、そもそもにそういう複雑なリズム感の所有者たちばかりなのか。
うわっ! そう考えたら、ますますインドネシア、恐るべしじゃんけっ!



michaelCAT.jpgバリ島とか行ってみたいんですけどね。
飛行時間長すぎ。
飛行機嫌いな私にはよっぽどの事が無い限り、縁がなさそうざんす。


←写真と本文は全く関係ありません。
 ただちょいと面白い画像を見っけたので拾ってきました。(笑