プログレッシブ・メタル・バンド「Andromeda」だいっ!


アンドロメダ」というバンドです。ネーミングがちょと、ベタ、入ってます。
でも、演奏技術はすげぇものがあると感じたよん。SWEと言う表現だから、スウェーデン発だな、こりゃ。(^^;

Andromeda - The Words Unspoken

ふむっ。
「ドリーム・シアターを意識したかな?」と思わせるような変拍子プログレ・メタルですな。ボーカル・ラインも声質も実にクリーンに歌うところがこれまたドリーム・シアターっぽいが、そもそもドリーム・シアター好きな私。だもんだから、このバンドのサウンド、実に心地よい♪

Andromeda - Extension of the Wish

アルペジオも綺麗だねー。
こういう広がる空間を音で演出できるのってのはとても素晴らしと思う。
10分もある大作ではあるけれど、構成も中々うまく出来てて気分いいなぁ。なんか、久しぶりにプログレ・メタルの良質なのに出会った気がするね。
とはいえ、このアルバムの発表年を調べたら10年前の事じゃんけ。『気がついてない』ってのは恐ろしいなぁ(何事もね)…。

しかしなんで「Andromeda」なんていうベタなバンド名にしちゃったんだろう? 
この辺りが実に残念。もちっと気の利いた名前を見つけることができなかったんかねぇ。。

あ、ごめん、私、神話を揶揄するつもりは毛頭ございません。ただね、個人的な自分史において「アンドロメダ」と聞いてしまうと、どうしてもSFの小説やアニメを連想してしまうのです。んでもって、そういうのを見たり読んだりしたのがかなり昔のことなので、「アンドロメダ」と聞くと「何を今更!?」。。と連鎖反応が出てしまうのだ。
すまんね、アンドロメダ、私の先入観を許してやってくれい。

Andromeda - Morphing Into Nothing

これなんか、変拍子メタルのお手本と言ってもいいほどの強烈さ加減がある。
いやぁ、ここのバンドのメンバー、みんなテクニシャンなんだろうなぁと遠い目をしてしまったよ。私には弾けん、楽器は君達に任せたっ。



余談だけど、僕が「Dream Theater」に心酔したきっかけって、案外そのバンド名のネーミングがスタートだったりするんです。
朝日新聞のコンサート情報に、「チケット残りわずか!川崎クラブ・チッタにてドリーム・シアター初公演!!」「究極のハードプログレの新境地を切り開いた彼らが初来日!」…ってのに惹かれたんだよな。
もう、20年近い昔の話か。時間の流れは早いな。

「ドリーム・シアター」…この名称から、色んなイメージが膨らむじゃないですか。もうね、久々のプログレッシヴ・バンドの登場であることを確信したもん。で、即チケット入手。(どんなバンドなのか知りもしないのにとにかくチケット入手という無謀な事をした)。もちろん、それからちゃんとCDを買って、聴いて、脳内スパークして、ライブへ行く…と。

結局は、行って正解だったし、自分の知る範疇を軽く超越したハイ・テクニカル・ミュージシャンの集合体で脱帽しまくった。
これがまた良かったんだけど、まぁこの辺りはかつても語っているから、今日のところはこの辺で。。(^^;


やややっ!?
余談だけど、「アンドロメダ」というUKのバンドも存在したようだ。

こちらはめっぽう古いバンド(1969)だけど、折角なのでこっちもチェックした。

Andromeda - When To Stop


んー…。。いやぁ、これもプログレじゃんかっ!(笑
アンドロメダ、もしかしてUKで活動したあとに地下に潜伏して、20年の時を経て、形を変えてスウェーデンで再覚醒したのか!? ともすりゃ、立派にSFだ。んなら「アンドロメダ」でふさわしい。(違
(でも、神話上ではアンドロメダって、物凄い美人だったと聞きます。前者アンドロメダも後者アンドロメダもそういうビジュアル的な側面はあんまりアレだったんかなぁ…あ、戯言ですよ戯言っ)