「サード・ワールド」のトライジャラブの和訳を読んだっす
レゲェのジャンルでは世界でもかなりの地位を築いている筈の「サード・ワールド」。
だけど、日本ではディスコ時代に思いっきりウケた曲が、本流のレゲェじゃなかったりする。なので、ちょこと解釈が誤られている風な、そんな稀有なバンドでもある。
いやぁ、わたしも嫌いではなかったりするので、人のこと、とやかく言えた柄ではないですけどね。(^^;
好きでしたトライジャラブ!
で、この曲を「レゲェ最高!」と言っていた友人が多かったです。違うでしょ。
「そうなのぉ〜?、じゃ、当然、ボブ・マーリィーも好きなんでしょ?」と聞くと、
「うん」と言う人もいたけど、
「あっちは泥臭い」と謎の回答をしていた人もいたっけなぁ。
間違いなくレゲェの主流は、その「あっち」方面だと思うんでしゅけど。。
いずれにしても、トライジャラブって、スティービー・ワンダーの作詞による曲なんですな。
ちょっと訳してみましょう。
(正しく訳せてないかもしんないので、その辺のとこは多めに見てね…英語赤点のんき)
Try Jah Love『神の愛を試しなさい』
孤独な私の魂は方向を見失っていた。
どっちに進んだらいいのか判らなかった。
答え無き人生の疑問に手がかりを探して、
そして自分の心で悟らなければならなかった。
そうして暗闇を彷徨っていたら、貴方からのコールがきた。
その永遠の声を聞くためなら、100マイルでも歩きましょう。
自らの選択の誘惑に飲み込まれそうになると、その声は聞こえてくる、
『尋ねよそして気づきなさい、私は常に汝と共にいることを』
『喉が渇いているなら、その渇きを癒してあげましょう、
愛と共に
空腹であるならば、与えてあげましょう、
言葉と共に
そして私が愛するように、愛しなさい』
道を見失ったとき、愛へ辿り着くよう、導いてあげましょう
私の愛で、貴方の汚れた日々を浄化してあげましょう
創造は私の愛の証しなのです、
神の愛の世界に気づかなければならない時なのです
愛だけが平和をもたらせるのです
さぁ、神の愛を試してみてごらんなさい・・・
おっと、結構、宗教色強いなー。
そんなこと知らないで、一本指振上げて踊りまくっていたのは誰だ! 俺だ。
宗教的な言葉は、宗派によって色んな解釈もあるだろうし、そもそも異なる宗教にあっては、崇拝したり、信じたり、業を積んだりする作法やら方向付けが異なってくる。
無神論者に至っては鼻でせせら笑われちゃうような内容になってしまう部分もあるだろう。もっとも、無神論者には彼ら独特の世界観があるだろうし。
そういうのも含め、自分がどうあるべきかの「哲学」、実はそういうのも、ある種の宗教とも言えるんじゃないかな。
祈る対象、想う対象、願う対象があれば、それはもう宗教なんだと思う。
絶対神がいるとかいないとかは別問題ね。
神の御心、菩薩の心、真心、・・・出所は違うかもしれないけど、行きつくところに共通するなんかがあるでしょ?
世界の底辺に、基本的には「愛しみ(慈しみ)」が必要であるはず。
それを大切にできれば、きっといい社会が構築できると思うよ。
あ、ちなみに私は特定の宗教にのめり込んではいません。
地母神様や、お不動様、実家の方のお寺(真言宗)とかにお参りに行ったりはしてますけどね(^^;。ノォマクサンマンダー!
あ、今思ったんだけど、音楽の力も凄いけど、詩の力など、「言葉の力」と言うのも、凄いエネルギーがあるんだと感じた。
「言霊」って言われる位なのだもの(日本だけか?)、人を元気にさせてくれる言葉の力って、物凄いものがあるに違いないと思ったです。