震災復興の道のりは厳しいでしょうが、ぜひ!

201103hakuseki.JPG「餅は餅屋」という言葉があるけれど、TVやらラジオを聞いていると、今回の震災のコメンテーターとして、世界各地をボランティアとして渡り歩いている猛者のご意見を聞くことがある。


これがいちいち、的確でごもっともな意見だと、こっちに響いてくるんだよね。


政府側も、実行部隊として(何となれば閣僚クラスに)メンバーとしてこういう方を組み入れるとか考えてもいいんじゃないかな〜?とまで思えてしまうのだ。


猛者のご意見は実にシンプルです。


「今まで経験したことのない未曽有の被害なのだから、未曽有のフォローが必要なのは当然。」だと。


政府保証をひいて、日本各地の空いているホテル旅館を開放して被災者を受け入れたり、食品メーカーに生産をオーダーしたりする。もちろん被災者のため。
そして、現在海外で活動している「出張組重機やらメンバー」を ともかくとっとと国内に召喚し、国を挙げてこの復興に対しての一大ミッションを敢行すべきなんだ・・・「確かに!」と感じた。色んなハードルはあるだろうけど、「確かに!」と感じた。


原子力発電所の一件は難しくてよくわからないのだが、現場で命を張って闘ってくださっている方いらっしゃるという事実。それを思うと、胸が痛い。電力を電気をふんだんに使うことに慣れ切ってしまっていた現代社会に、そしてそれを原子力に頼りすぎていたという事実を他人事のように聞いてしまうのは、断じていけないと思った。


本来であるならば、一番消費量の多い東京にこそ、原発を設置すべきところであったことを肝に銘じなければいけないと思うんだよね。


節約もしかり、リサイクルもしかり。


「教訓」という言葉で解決させてしまうにはあまりにも甚大すぎる犠牲の上での「教訓」を 各々の「自身」に刻まなければいけない時に至ったんじゃないだろうか。




被災者を救済し、インフラを再構築し、街区を再形成する。


流れをシンプルに考えれば、復興への優先順位は単純明快になってくるような気もするのだが、ことはそう簡単なものではないのかもしれない。
しかし、なんか、直球勝負で解決できる問題もたくさんあるように感じてしまい、僕自身、とっても歯がゆい思いで一杯です。



民主党が云々などと、つい先日までこき下ろしていた方々がいるが(今でもいるようだが)、個人的には管さんは立派な人だと思っている。
ただ、あの人が辛い状況になってしまったのには、ひとえに前任者の不行き届きの尻拭いもあるが、それにも増して、足を引っ張る人が多すぎることが現実だった。
これじゃ、誰がトップになったって潰れちゃいますって。


おい、そこの野党、聞いているかい?


トップをフォローして組織運営を確実なものにする。それがスタッフの役目だと思う。
確かに牽制を打つのは必要なことでしょう、でもね、こちらに届いてくるのは「強調して邁進していく」という美しい姿勢より、「その人では任せられない!」とか言う批判しか届いてこないんです。


もちろん、そういうことばっかりを取り上げるマスコミはもっとダメね。


しっかりしてくれよ。
いい加減目を覚ましてくれよ。
今こそが正念場であることは、誰の目から見ても明らかでしょうから。。



早いうちに必ずや復興を遂げることを祈念して止みません。