ニュー・ウェイブとしての「Gary Numan」

そういや、昔「ゲイリー・ニューマン」っていたっけね。
先日、コージー・パウエルのソロ・アルバムを録音しているテープを見っけたら、その「余白部分」にゲイリー・ニューマンの曲が録音されていたですよ。


「ゲイリー・・・」、ニュー・ウェイブのサウンドの雄でしたな。
クラフト・ワークとか、あの当時は妙なのが結構TV画面を賑わしていましたよね。


彼らのメイクがまたすごかった。
かなりワックスで7:3にびっしり分けたやうな髪、色白な顔、眼の周りは黒いメイキング、必要以上に赤い口紅。。。


そういう風にニュー・ウェイヴは前衛芸術されていたような印象もある。
音楽的にも、ヴィジュアル的にも、気持ち悪かった
あ、あくまでも個人的な意見です。ごめんね〜・・・「Japan」とかは好きでしたよ(弁解)。
あれ?
ちょとまった。
ニュー・ウェイブの最近の解釈って違うんだっけか?
「新しい流れ」としてカテゴライズすると「カルチャー・クラブ」とか「デュラン・デュラン」とか「ペット・ショップ・ボーイズ」とかもニュー・ウェイブと言われてるようですけどね。少なくとも私の知ってる範囲では、それらは総じて「MTVポップ・ロック」の類。
私の言うニュー・ウェイブはもっとパンク(もしくはグラム・ロック)っぽくてテクノ寄りのそれだったりする。厳密に言うと・・・ちょっと宿題ね。上手く説明できない(汗


ともかく、時代とともに、嗜好って変わるもんだ。
それら全てひっくるめて、今じゃ、あんまりどころか殆ど聴かない。(^^;


ゲイリー・ニューマンの曲って、ギターよりもキーボードとかシンセの方が前面に出てて、生理的に受け付けないくせに、何度も聴いたりして、そのうち違和感を感じなくなってしまうところが恐ろしかった。
最も有名なのがカーズでしょ?


Gary Numan - Cars


時代はユーロ・ビート全盛になる前前夜。
ディスコからクラブへと言い方が変わる変換期にあったっけ。
なんたって、ディスコ時代では「ハイウェイ・スター」とかもディスコで流れてたりしたもんな。お客さん、それで踊っちゃうし。(ゴーゴーじゃないよ)


で、この曲「カーズ」で踊るとなると、ユラユラ揺れるか、カクカク動くしかないような気がする。そう、後に流行る「パラパラ」的な動きとか「ハウス系」は、こういう曲では思いっきり否定されるよね。でも、ダンス・ミュージックのカテゴリーに入っていたんだわさ。
イギリスとかのイメージよりもドイチュなイメージがあるんだよね。
不思議。


あ、チューブウェイアーミーが聴きたくなってきた。


あれもキモいサウンドだったけど、耳にこびりついたっけ(^^;;;