米沢に行ってきた
ちょいと夏休みを頂戴して山形へ行ってきたっす。米沢など。
特段、NHK大河ドラマフリークではないんだけど、2年前の謙信と今回の兼継で何やら上杉に刺激を受けて足を運ぶことにしたです。
まぁそういうことなら、本来であれば越後のお膝元、新潟県に行くべきところなのかも知れないけどね、とある人がおっしゃっていましたさ
「歴史的有名人を勉強するなら、先ずはその人が晩年過ごした場所に行ってみること。ゆかりの品々はそこにある。何故なら、幼少期(別の場所で過ごした)の重要なアイテムがあったとしても、本人にとって大切なら引越し先へ持っていくはずだし、元の住処を追われたりしていればなおさらゆかりの品々は捨てられたりして残っていないのだから。」
ほほう、なるほどね。。。などと。
直江兼継晩年の拠点は米沢。確かにここには例の「愛」の兜の本物があるし、少し移動すれば直江の使った(奉納した)「刀」もある。
・・・ってなわけで、とりあえず米沢に。
タクシーに乗って上杉博物館へ移動。先ずは運転手さんに質問。
「博物館までは何分くらいで行けますか?」
「んー、通常なら5分ちょっとだけど、今年は米沢市始まって以来の混雑振りなんで、10分はかかるかな?」
「米沢市始まって以来?」
「そう!・・・こんなに多くの人間がいたなんて、びっくりしてます。」
ま・・・まぁ、確かに多い。しかし、そんなにぎゅうぎゅうではないような気もする。でも、町をあげてお祭りモードになっているのはすごくわかる。幟の多さや、イベントの多さ(毎月何がしかのイベントが用意されているみたい)が目を引くのだ。
「ところで、運転手さん、米沢といえば牛ですが。」
「そうね、有名ですねー。食ったことないけど。」
「ご当地なのだから、東京で食べるよりも安く食べられるんでしょ?」
「わはは、とんでもない!・・・もっとも、お昼ご飯に3,000〜4,000円位平気で落とせるんでしたら食べられますよ。」
「やめときます。」
「米沢牛のコロッケのおいしいお店を教えてあげましょうか?それなら150円。」
「ぜひ」
で、お昼ごはんは、米沢牛のコロッケとおむすびで決定。
それを食しつつ、博物館へ。
でけぇ建物でした。
中身も濃厚でした。
これでほぼ充分か。
あ、そうそう、直江兼継イベント関連といえば、ご当地キャラがありまして、「かねたん」。
去年は彦根の「ひこにゃん」であったが、今年はかねたんであった。
上の写真にもちょろりと写っております。
両者とも2ch系イラストイメージだが、決定的に異なるのは、「ひこにゃん」は「ねこキャラ」なのだが、かねたんはどうやら「犬キャラ」らしい。
兜を脱いだ「ひこにゃん」もとほほだが、「かねたん」も負けてなかった。
博物館の近隣に上杉神社あり。
毘龍の幟が掲げられたガッツが感じられる神社でした。
で、その敷地に「伊達政宗出生の地」の碑が。
・・・そういうことらしい。
深く考えることができないので、そういうもんだということでその地を後にした。
あ、そうそう、ここ、当然のことながら上杉鷹山先生ゆかりの地でもありますな。はい。
(^^;
実は、博物館や神社の他に、このエリアには「上杉伯爵邸」という凄い邸宅(文化財建造物)がある。
お食事もできるのだが、2,000円以上が必要。
悩んで、オンリーお茶にすることにした(笑)。
建物の中とかに興味があったのだものよさ。
見学したかったんだもん。
…で、お茶も美味かったが、
お通しの「水」の段階からして既に美味かった。
さすが伯爵邸だった。。。