江戸東京博物館に行く


sharaku01.JPG 電車をちょこまかと乗り継いで、両国にある江戸東京博物館に行きました。写楽北斎・広重などの作品展があったのです。場所が場所なだけに両国国技館が前面で主張しまくりなのであります。
しかし、お相撲は現在名古屋方面。幟のラッシュには遭遇できませんでした。

 作品展は…すごかった! ほんと、凄かった。
数多くの作品が展示されており、教科書などでもおなじみの作品が結構出展されている。その一つ一つをナマで見るのは初めてなんだけど、やっぱり「ライブ」は版画の世界などでも「凄いものは凄い」というのを実感した。雑誌などで眺めるよりも断然、生の方が躍動感とかディティールとか、桁違いなのだ。で、今回知ったのだけど、非常に芸が細かい!ほんと、細かい!!人物や生物、動物の目の描写は最大限の仕事を行っている。もうね、息吹を感じるのだ。時間を超越してそこに存在する生命感…確かに感じました。鳥肌ものだった。行って良かった。


yose.JPG 作品展の後に一般展示階へ足を運ぶ。これまた色んなのが凝縮しているテーマパークだ。写真撮影OKという珍しい環境。そんなわけで、先日購入したレンズを色々試してみようかと思ったのだが…撮りようがない(苦笑)。寄席の一角があったので、ちょうちんと暫し戯れてみました。
で、撮れた写真の印象ですが・・・これまたデジの世界の独特なものがあるんだろうか、フィルムの時のような明確な判断が出来ずにいる。というのも、どんなレンズで撮ろうとも、撮った人がその後、画像編集ソフトに強力なのを用意されちまうと、どうにでも弄れてしまう気がしてしまうんだよね。なので、レンズ固有のキャラを見つけ出すのは容易ではない気がするのだ。
でも、撮った後で編集・処理は邪道と考える私(撮る前のいじくりは可…笑)の自分なりの感覚でこのレンズを評価してみると…

 多分、このツァイス、従来使っていたレンズと比較すると、かなりしゃきしゃきのクールなレンズだ。ボケ味は自分の先入観を良い意味で裏切ってくれた気がしている。正にデジタルにふさわしいレンズのひとつじゃないかな?
(でもまだ、「気がしている」レベルだよん)


counter-chair.JPG 上階に上がって一服。
へぇー、両国の位置からでも新宿とか拝めてしまうのね。
窓からの風景に、一々感心してしまった。


帰りしな、エントランスで新聞の自動販売機に遭遇した。
「貴方の誕生日の新聞をプリントします」
そっこーでエントリーして購入した。

へぇぇ・・・自分の誕生日が「火曜日」だったことを知ったぞ。
ってか、トップ記事が「ストライキ」でその横に「事故ニュース」・・・

基本的に新聞ってのは暗いのがメインで、明るいのは非常に少ない。

 ま、んなことは判ってはいるつもりだけど、「こんなニュースが出てるときに生まれたんか?」と思うと、やや切なくなっちまうね(苦笑)・・・おっと、ここで切なくなっても不毛じゃ、もちっと、読み方を変えよう・・・
お!
「メンズ・クラブ」の広告発見!
「今年の春〜夏のセンスあるファッション紳士もの特集!」
ほぉぉ。
「ニット」。
ほぉぉ。
春から初夏にかけてのネックラインがポイントでそこにニットをあてがうというものらしい。。。

 地球温暖化の昨今、「春・初夏ものニット」なんてのはもはや死語というか、存在せんのだろうな。
時が流れてるなー、などと。(^^;