夢を見た〜新入りが来た
週末の連休を過ごした後の月曜日と言うのは、どうも本調子が出ない…というか、調子悪い。何処かの誰かが「Happy Monday」とかいっていた記憶があるが、ありゃ嘘だな。
そうそう、そういや火曜日は「チャンスはちゅーちゅーチューズデイ」ってんだから、火曜日も楽しい日のようで、水曜日は「Big Wednesday」、そいでもって「ハナモク」に「ハナキン」。
よくよく考えたら、一週間ってそれなりに良い日の連続らしい。いよいよ嘘臭い。
日曜日の夜はよく夢を見る。他の日でも夢を見るが、不愉快度の高い夢は日曜日が多いと言うマイ統計結果がある。
ある日、私が会社に出勤すると、私の背後の席に見知らぬ男が着席していた。彼は半分ふんぞり返るようにして何処かに電話をかけていた。声が結構大きいし、変な匂いもたちこめている。香水つけてやがる。
この人、だれさ?
「?」マークを思いっきり頭の上に表示しながら、私はとりあえず朝の仕事の準備に取り掛かった。すると、役員から呼出があり「今日から君と一緒に仕事をすることになった●●●●クンだ、宜しく頼む」と言われた。
名前を聞いてビックリした。私と苗字が同じで、名前も一字違いじゃないか。何だって、よりによって、こんなに混同しやすい人物を採用したんだ?
もっとも、見た目の感じの印象はまるで違うけどね。
さて、宜しく頼むと言われても、どう宜しく頼まれれば良いのかわからない。
ま、席について彼と話しだけでもしてみようか・・・ら、あれ?
離席してるし。
何処ほっつき歩いているんじゃ!?
彼の机の上にはマイルドセブンのボックスタイプの煙草のケースが無造作に置かれていた。
しかし、そのマイルドセブン、見れば、彼の名前がプリントされている。よく見れば、微妙に煙草のデザインも違う。
煙草までオーダーメードするやつなのか!!?
どこまでもいけすかないやつだ。
そうこうしているうちに、彼が戻ってきた。
「よろしく」
そうやって声をかけたところ、彼はこう言った。
「あ、今日はこれで失礼します。」
時計はまだ11時30分。お昼前。
しかも、彼の離席時間は1時間以上あったじゃんけ。
で、なに?もう帰る??
なんだ、そりゃ!??
心の中でモンモンとしている私を尻目に、彼はさっさと帰って行った。
人事・労務・経理・総務・財務を兼任する私には、個人情報は自然に入ってくる。どうやら彼は、役席の紹介で某信託銀行からハンティングたようだった。年俸条件は激しく良い。
仕事内容としては私のフォロワーということになっているようだ。
が・・・、いらん。
こんなやついらん!
確かに人手は不足しているが、つかえない人はいらないよっ!
目が覚めた。
きっと、深いところで何がしかの不平不満を何処かにぶつけたくて仕方ないのだろうね。
不平や不満を心に持ち、言葉に出すということは避けなければならないことだそうです。
不平や不満を言うのは権利は当然で、良識のあることだと考えるのは間違いだそうで、
不平や不満を心に持つのは感謝の気持ちが足りないからそうなるのだそうです。
そこで第一番の心がけとして、権利の主張よりも前に、義務の実行を先にすること。
義務の実行に邁進すれば、権利の主張をしている時間なんて存在しないものです。
高名な方がかように仰りました。
難しいことのようですが、これって人生の基本のひとつ。
最近、ワタクシ、「行動」が疎かになっているのかもしれません。
反省だなー。
しかしだなー。。
んー、反省だなー。
でもなぁーーー。
モンモンとしている私は、まだまだ未熟者。頑張りましょう>我(^^;