ウィルス、バクテリア、細胞の話、ミクロな物体

 最近「新型インフルエンザ」の話題が広まっているせいなのか、いやいや、そうじゃなくて最近ずーっと読んでいる小説「深海のYrr」のせいなのか、いずれにせよ微生物的な世界に興味がわいてきた。

 しかし、微生物とは言え、そういったことは高校生の頃の「生物」で習ったのが最後だから、もう随分と昔のこと。殆ど忘れてしまってる。
自分の記憶の中にあるのは、1学期の最初の頃に覚えたのが印象深い(何でもそうだけど、4月とか5月頃に学んだのって、9月と10月頃に学んだのよりもよく覚えているよね・・・だから歴史は「古代」が得意だし、地理は「地図の種類;モルワイデとかメルカトルとか」、古文辺りは「枕草子」だったりする)。それが生物の場合だと「細胞」のあたり。。。
にしても、時間が経ちすぎた。
今、自分の記憶に残っているのは、「ミトコンドリア」と「ゴルジ体」くらいだ。
特に、ゴルジ体ってのは「話がピーマン」の類似系「話がゴルジ体」ってやつで覚えているくらいだ。

「話がピーマン」;話の中身がないこと。
「話がゴルジ体」;話が複雑でごちゃごちゃなこと。

 そんなだから今更のようだけど、ウィルスとバクテリア(細菌)の違いすら怪しい。
これじゃぁ恥ずかしいわな・・・ってなわけで、そこんとこだけでも復習することにした。

「細菌とウィルスの違いは、両方とも繁殖するが、ウィルスが寄生するためには細胞が必要なのに対し、バクテリア(細菌)はそれを必要としないこと。」

もう、この解説だけで目からうろこ。

「細菌はどこにも存在しているが、害のないものが多く、実際に日常生活で必要とされているものも多い。ウィルスはそうはいかない。」

…ってことは、「細菌に侵された」って表現は、案外不正解なのかもしれない。
「ウィルスにやられた」ってことなのだろうな。


 昨今、ウィルスってのは驚異になりつつあるようだ。とある記事によると、従来の抗生物質治療がウィルスの耐性化によってその効果がなくなり、猛威をふるい始めてきているらしい。かつて完全に制圧したと思われていた腸チフスも4割以上が抗生物質に対する耐性ができて今や復活してしまったとのこと。赤痢抗生物質の耐性が強まってきており治療難度が高まってきている。コレラに至っては9割以上が耐性を持ったと言われているそうだ。凄く恐ろしいね。
 で、抗生物質に変わる新たなる治療方法の研究開発が進められているようである。私は凡人だから、そういう研究者、開発者にすがるしか出来ないのだけれど、頼りにしてまっせ!である・・・(大汗)





さて、ミクロの話はプロに任せるとして(おいおい)、プチ・ミクロな話をば。


 最近、家のベランダとか手摺などに小さな赤い生命体をよく見かけるようになった。
目に見えるとは言え、体長が0.5〜1mm位のホントに小さい虫。
そいつ、気持ち悪いことに真っ赤である。
何匹もいる。
しかもすばしっこい。
足の数は8本くらいか?指で潰すと指も潰した場所も真っ赤に染まる。
なんじゃ?これ!?

調べたら「タカラダニ」と言うものらしい。

 タカラダニってのは、人に害悪は及ぼさないらしいのだが、世間一般的な不快指数は高いようだ。7月位になればいなくなると言うのだが、不明な点が多い謎の「ダニ」なのである。肉眼で確認できるダニってんだから、ダニの中でも巨大な部類なのだろう。。
あまりにも真っ赤なので、外来種ではないかと私は思うのだが、果たして実際のところはどうなのだろうね?
とにかく、キモい。
 駆除出来なくもないそうだけど、どうしようかと思案。とりあえずはバルサン的な一般農薬(アリ・ムカデ等用)をベランダに散布してみました。あんまり効果確認されていません。


takaradani-m.JPG自転車置き場付近を出来る限りのマクロ撮影、もっと近づけるんだろうけど、相手は気配を感じるとささっと逃げてしまう。これが精一杯。





takaradani-u.JPGこんなの、わたし指で潰したりしてました。うひー。無害とは言え、やっぱ、なんだかなーである。