ラウンジ・バーで寛ぐひと時

 考えたら、ちょいと小粋なラウンジのバーで、音楽(ずーじゃ)聴きながらカクテルを飲むなんて芸当は私のような小市民の場合、中々できないものというのがデフォルトだ。

 唯一、そんな雰囲気を気取って、ピアノ・バーかなんかで必要以上に大きなソファに身体を沈め、カランカランとグラスの中の氷を回したりしちゃったりして音楽に浸ったりしたのは・・・そうねぇ、80年代バブルな時代に何回かあった程度だな。

「無理な背伸びと無茶な無駄遣い」・・・当時はこんなポリシーを貫いておりました。我ながらえぐい。

さて、泡ははじけました。
最近では、泡もできていないのに、はじけてきました。
こうなってくると財布の紐はぎゅぎゅっと締めてかからねばならない。のに、先般はデジ一眼を購入したり・・・全く私個人としての消費動向は自分自身でも分析が出来ていません。いやいや、そう言う話じゃなくて、・・・ラウンジ・バー。ラウンジっすよ、ラウンジ!昨日、仕事を片付けた後に近場のラウンジ・バーに足を運んだのよさ。お一人様、カウンターご案内の図なのさ。
 ちょいとばかし息抜きガス抜きが欲しいと思っていた今日この頃、グッドタイミングで近場のバーで「calling you」が聴けると言う機会に恵まれましたん♪
お値段設定もリーズナブルと言うので、安心してそのお店に「初めて」足を運んだのです。

きたきた!

おっきな椅子、広いカウンター、高い天井、余裕ある空間・・・間違いなくあの当時を彷彿とさせる環境だ。通されたカウンターの前面にピアノとボーカル用の椅子がセッティングされている。雰囲気バッチリである。


090120mtokyo01.JPGパシャリ!

写真を撮って遊んで見た。暗いな〜、ISO800で1/30、F1.4。50mmレンズです。


さて、とはいえ、この雰囲気はほんとにリーズナブルなのだろうか??やや不安になりつつも、「ギネスビール」と「セミドライ・トマト」を注文。
カウンターの脇に、ちょっとアクセントとしてキャンドルとお花が添えられていた。


090120mtokyo03.JPGパシャリ!パシャパシャ!

またまた写真を撮って遊んで見た。色温度がさっぱり読めない。いじくり倒してこんな感じ。

そうこうしてたら、バーテンさんがやって来た。

「演奏中の写真撮影をなさられるのですか?」

ん?・・・さてはここは撮影禁止モードか?そっか、そうなんか・・・勝手に一人で解釈して、

「いいえ?」

と答えた。
するとバーテンさん、

「もし撮影されるのであれば、他のお客さんの手前、このスタンドを立てさせてください。」

そう言って、「PRESS」と書いてある小さなスタンドを私に見せた。

いやぁ。。。報道関係みたいでおこがましい。謹んで辞退いたしました(笑)



090120mtokyo02.JPGにしても、暗い空間のバーの雰囲気。そして、寛ぎの歌。
気分の良い時間を(ちょっとだったけど)体験できました。満足満足♪
お値段・・・ふふふ、また足を運んでもおっけーだね、と思えるリーズナブルさでした。安心安心♪