夢を見た〜スポーツクラブ・イベントの夢を見ちまった


今日は、何やら特別な日。何が特別な日なのか分からないが、私の下宿に友達が何人も訪れて、「お祭りに行こうぜ!」と私を囃し立てている。実は今日は私は隣に住んでいる女の子を遊びに誘って、ときめこうと勝手に思っていた。しかし、友人達はそんなことよりもお祭りの方が絶対楽しいと言う。
しからば行きましょうかと、とある場所(なんか小高い山の上の方)に足を運んだ。
鉄格子のような入り口の前に沢山の人達が群がっている。
結構、「がたい」の良い人達ばかりだ。


「それでは申し込み受付の時間の終了と致します!」


そんなナレーションが入ると同時に、背後の地面からこれまた鉄格子が出てきて、鉄格子に囲まれ状態になってしまい、退き戻せない環境になった。


ややっ!何が始まるんだ???


「お集まりの皆さん、今年で4回目となりましたこのイベント、昨年の悔しさ、昨年の喜び、色々な感情を抱いてお集まりのことと思います。どうか存分に日頃の訓練の成果をあげてください。これより2日間に渡る最強の競争をこれより開催いたします!」


うおおおおおおおお!!!


どよめきが沸き起こった。


「これから何が始まるん?」
私が尋ねると、友達がこう答えた。


「平たく言えば競技大会だよ」


「競技大会?何の?」


「色んな」


「それ、もしかして、私も参加するんか?」


「だって、○○スポーツ・ジムに通っているだろ?」


「い・・・いや、通っていると言っても、ここんとこご無沙汰してるし、それより何より、プールで遊んで、サウナに入ってるだけのナンチャッテ会員なんだぞ?」


「いいんだよ、優勝さえすれば」


「・・・優勝って」


「そこのスポーツクラブの主宰なんだ。一組5人編成で組対抗の試合なんだぜ、盛り上がるぞ!」


「お・おいおい・・・そんな」



かくして、競技大会に参加するハメになった私。最初の種目は筋トレ競技だ。
5人がジャンプして、その各人の飛距離を積算するもの。


そしてその次にダンベル。
一人一人の持ち上げられるダンベルの重さの合計値を記録。


もちろん、私はそんなのを嗜んでいない。私と組んだ他の4人(5人一組で競技に参加している)に迷惑をかけることは必至である。しかし、残る4人、今年こそは昨年の雪辱を晴らして優勝するぞと息巻いている。どうやらこのメンバー、昨年は惜しい記録に留まったいたようだ。
さて。これは困った。どうしよう。


次の競技は卓球だった。
これは何とか自分でも経験があるので、それなりに良い成績をあげる事が出来た。
しかし、次の競技、水泳が難関だ。先ずは距離とかスピードではなくて、一人何分まで水の中で息を止めていられるかの競技である。苦しい。。。。


そして、とあるテーブルに誘導された。テーブルの上には色んなアイテムがある。
どのアイテムを使っても良いから、テーブルの上でパフォーマンスを披露してほしいというのだ。
「そんなの反則だ!」と各所からクレームが出る。確かにスポーツ競技でパフォーマンスが審査項目とはおかしな話しだ。


「トータルとしてのスポーツマンは、ある種のエンターティナーであることも重要な要素ですので、今回から競技種目に追加いたしました。」
そんなアナウンスが場内に流れた。


私は、テーブルの上に乗っているマイクを拾い上げて、ツェッペリンを熱唱。かなりの高得点を上げて他の組を突き放した。
「やるじゃないか、お前!」と、同じ組の他の4人から肩を叩かれる始末。


で、目が覚めた。
とんでもなく疲労困憊の朝を向かえた。

まこと、ヘンな夢には事欠かない私である。。(^^;