2013年のしょっぱなにニッポンのロック!

新年早々ってこともあるので、どのバンドの楽曲をピックアップしようかと考えておりましたが、ニッポンのロックを久々に語ろうかと思ってみました。

ビジュアル系です。


しかもただのビジュアル系ではない、ビジュアル系ラウドロック・バンド「ムック(MUCC)」ってのはどうですかねっ。

こ奴らのサウンドは、ニッポン離れした骨太なロックなのです。
バンドの面々の力量もさることながら、これだけ欧米風味のロックサウンドに仕上がっているってのは、ミキサーの力量によるものとかの他の要因も多大に寄与しているんじゃないかなぁ。ドライブ感が違うもんね。

MUCC - 『G.G.』

この曲、とりわけ私好み♪
リズム、跳ねてるでしょ?(笑
これだけエッジが立っていると、どうしたって応援したくなってくるっすよ。
なんたってギターのキャッチーなリフ、カッティングのドライブ感は中々のもの。ちょっとトリップしたっぽいソロも中々妖艶ではないですか。ジミヘンチックに攻める部分はお約束だね!
バンド全体に醸されるビジュアルのスタイル。これ、西欧ゴシックとかとは異なるし、典型的HM/HRとかラウド系ロックみたいなスタイルとも異なる。ニッポン独特のビジュアルスタイルなんだと思うね。こういうのって凄くアピールする力があると思う。
ギターリフと執拗にユニゾンしてくるベースラインのどろどろした重さも特筆もんだ。
そして、どこまでもキャッチーに仕上げようと突き進む楽曲構成。カックイー♪

よくよく紐解けばこのバンド「MUCC」、結成15周年になるらしい。歴史のあるバンドなんですよね。しかし、以前はそれ程気になっていなかった私・・・多分、最近のムックがかなり私好みな進化をしてきているんじゃないかと思ったりしている。

ちなみに今回取り上げたのは、昨年末にロードショウされた映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」の日本版イメージソングとして起用されているもの。
この曲が入っているアルバム「シャングリラ」には、実に多彩な楽曲が入っているようで、ダンサンブルなのとかもあるようだ。ともすれば、私的に苦手な楽曲も入ってるんだろうが、まぁそれはそれとしてこの「G.G.」の圧倒的パワーにはひれ伏すのみなのであります。ちょいと凹みがちな時には誠、気合を頂戴できますわな。サイコー♪

ほんじゃま、頑張ってみましょうかね「2013」。

ことよろ〜