エクストリームの「キューピッズ・デッド」はファンク・ハードロックの名曲と思います。

Extreme - Cupid's Dead

久々に聴いたけど、やっぱ「キューピッズデッド」、かっこええっす!


元々ロックは大好きだけど、ハウス系(ラップみたいの)は大嫌いだった私。だから、このボイシングを最初耳にした時は、かなり閉口したす。(前半なんか思いっ切りラップな歌い方だもんなー。)


でも、イントロや、ミソの部分や、間奏部分を聴いてたら、段々そういったラップな部分はどうでもよくなっちゃってね…それほどまでに間奏部分等は自分の琴線に思いっ切り触れる秀逸な作品でしたものですから…そうやって何度となく聴いてたら、段々ラップな部分はそれはそれとして好きになっちゃったりしてね。嗜好の変化って言うんですかねぇ。


あ、いや、そうじゃないか。ミソの部分とかヴァン・ヘイレンばりの完璧なハーモニーになってたから、そのギアチェンジで自分のアレルギーが収まったのかもしれないな。
(全編通してラップだったらまたぞろ印象は変わってたかもしれない。)


…にしても、ピッキング・ベース、カッコいい。こういうベース、ありです。
ヌーノ・ベッテンコートのカッティング・ギターにバッチリ乗ってきてるもんさ。
ほんで怒涛のユニゾンですよ、どーですか、これ。
これらのフレーズ、最初から最後までいちいち私の好みフレーズのオンパレードなんですよ(弾ける弾けないは別としてね…笑)。
演ってる方も聴いてる方もテンション上がると思うなぁ。


思えば、かつて先輩とこの曲などで語り合いつつ、
「こういう曲を演る時には、ポージングも大切っす。」
「こうかっ!?」(ポーズをキメる酔った先輩)
「いえ、違います、もっと足を開いて、ギターを右サイドに持っていくです。」(負けじに酔ってる私)
「こ・・・こうかっ!」(バン!)
「いいっすねぇ、ほんでもっと左足を前に出すんですよ」(シャキン!)
「おお!なるほど、こうだな。」(ドンッ!)
「そうっす、ポイントは前に出した左足の方ではなくて、右側に重心を持ってくるという事です!」(ズンッ!)
んなおしゃべりをしていた。
考えたら、楽曲の話題ではなかった。