『ILL NINO』;オルタナにしてメタル、ほんでもってキザかっこいいVoなのか。。


ILL NINO - How Can I Live


イントロ聴くと、思いっきりコア系メタルのイメージがクるけど、まさしく予想通りです。


しかしながら、ちゃんと丁寧(っぽく)に歌う部分が多く、なかなかメロディを大切にしている。ふむ、そういうの、好みだ。
もちろん、吠えどころをちゃんと解っているところもよろしい♪


多分、名前(ボーカルの風貌あたり)からして、イタリア発のバンドであることが推測されるけど、最初の部分であまりにも丁寧に(というか成り切って)歌うところがスケコマシ(あ、失礼)なイメージがキてしまうよね。うん、でもま、それもありです。
私にはできない芸当の範疇ですし、こういうのって「そういう系」の人とかしかできないんだよね
(^^;・・・でも、調べたらUSAバンドでした。ボーカルの人はブラジリアン。
(全く推測外してるやんっ!)


にしても、この哀愁演出含みの、かっこよさげな展開かぁ。。これで「掴み」を狙うなんてそりゃ反則だ。


僕だって、真紅のバラを差し出しながら「乾杯いかが?」とか言っちゃってさ、「これから近くのライブハウスに行こうと思うんだけど、楽しい時間をシェアしませんか?嫌な気分も吹っ飛んじゃうよ。」なぁんて言ってみたいよね。(笑



そういや昔、やってみたいけど、どうしてもできなかったキザなことってのがありました。



・・・


場所はカウンター・バー。
時刻は辺りがほろ酔い加減になった夜。
一人でカウンターの端に座っている私がいる。ギムレットとかを飲んたりして、ピスタチオとかを摘まみながら時間と戯れているとしましょうか。
すると間もなく、カウンターの反対端に綺麗な方がいらして、何やらダイキリ等を頼んでいる風だとしましょう。(諸条件多過ぎだな)
バーテンさんに「あちらの方にテキーラ・サンライズを」とか頼んでさ、件の飲み物がその方に出される。バーテンさんからメッセージを受け取ったその方がこちらに視線を向けてくる…それをわざと目線合わせないで頬で受け、軽く手を上げたりしてサインするんだな。いやぁ、キザだねぇ、でも面白そうだよねぇ。


・・・


この「あちらの方からです」ごっこ、やってみたかったっすな。
面白そうだというのは判ってるつもりだったが勇気がなかったね。不必要な勇気か。
どうせ勇気出すんだったら、もっと違うことに力を注げってね、はーい。
え? その遊び、今からでも遅くないって? 
いえいえ、時代は変わりました…(笑


思えば、気に障るから「キザ」って言うんですよね。
…多分、良い言葉じゃないな(^^;