「東京女子流」ってのは個人的ツボにきてるんよ。

 古い曲ばかりを聴いたりしてると「懐かしのメロディおっさん」になっちゃうから、最近の歌にもなるべく耳を傾けようかと思うんですが、なっかなか馴染めないものが多いんで、結局は時代の潮流に置いてけぼりを食らってしまっているのかと思ったりするです。誰のことって、私のことさ。

 でもね、そりゃね、売り方に政策的な意図が見える分だけ嫌いになったり、日本のアーティストを応援したいがために日本海の向こう側の連中を贔屓にはなかなかできなかったり、そんなこんなが見えてきたりするもんだから純粋に最近の音楽を楽しめなくなってしまっている部分があるんだな。
もっとも、昔の楽曲だって歌本来の目的から逸脱してるのも結構あったか。。あれ? 歌本来の目的ってなんだ?・・・ま、いっか。(^^;
そんなこんなでウロウロしてたら、またぞろ「東京女子流」にエンカウントした。


東京女子流 - Limited addiction

ここの皆さんはクロっぽいというか、かっこいいねぇ。
 明らかに角松さんとかみたいのがアレンジにまわって、後藤さんみたいなベーシストとか、今さんみたいなギタリストがいるんじゃないかと思えるその年代風味。こう言ってしまえば懐古趣味的最近作品なのかもしんないけど、それにしても女の子達が一生懸命に歌いこなそうとしているところがいい。
考えてもご覧なさいな。セクシー路線で売ろうとしてる連中や、放課後イメージで売ろうとしてる連中よりも、もっとミュージックに近いところにいるんじゃないかと思えませんかい? だから応援したくなるんっすよ。
…ってか、スタジオ系ミュージシャンにウケるタイプの曲だわな。ツウ受け系。
PVじゃ何げにティアックのオープン・リールを映したりしてるもんな〜。今時少年少女は知らんじゃろ。


ところでまぁ、こんなにフックの効いたのではなくて、もっと直球でポップしてて楽しい曲もあるワケでしてね。。

東京女子流 - 大切な言葉

こういうアレンジに私は弱いっ!!

どんなに古いっぽいとか言われようが、「いいじゃねぇかっ!」と吠えちゃうぞ。
ダンサンブルにしてファンキーで、アップビートにちょいとマイナー・コードをスパイスする手法は最高にツボに来るのだ、ワシは。

頑張れ東京女子流
いつか君たちはスターダムにのし上がるはずだーっ!(と思いたい)