ツェッペリン→ジノ・バネリ→TOTO の図式流れ説ってのは如何でしょう?

ツェッペリンの「移民の歌」に影響を受けたジノ・バネリが発表したこの曲は、後にTOTOの「Georgy Porgy」に猛烈な影響を与えるという説がある。いや、私の仮説ですが(笑)。


Gino Vannelli - Fly Into This Night

さあ、どうだ(笑
思えば、イタリア系カナダ人ボーカリストと言う、もうこれだけで国籍不明に陥りそうな乗りの「ジノ・バネリ」。
最初私は、彼の名前から勝手に「こいつはカンツォーネ人だ。私はカンツォーネは聞かないもんね、オー、それ見〜よ。」ってなイメージを固定してたんだが、一旦聴いてみますとね、あ〜らびっくりAORじゃありませんか。おっしゃれ〜なのをやってたんですね。
妙にキザっぽくて、聴けは聴くほどに色気を売りにしてるような気になってきてさ、今度はそっち方面を理由に聴かないことにした。(笑) 胸毛露出でアッピールするのは反則である。
ま、とはいえ、最終的には、遠巻きに柱の陰からちょこっと覗き見するような距離感で聴いたりしたんですが…(^^;
結局この曲、かなり何度も聴いたもんだ。
さぁ、「移民の歌」との関わりはなにもここでそれを取り上げなくてもわかるでしょう?(うはは)…じゃ、TOTOへいきましょう。

ToTo - Georgy Porgy

ま、そういうもんです。
ジノ・バネリさんはさておき、改めて聴いて思った。TOTOはおしゃれだ。間違いない。
ボーカリスト単品がおしゃれというのと、バンド全体がおしゃれと言うのは同じ「おしゃれ」でも「おしゃれ感」が違う。こうなってくると、柱の陰に隠れることなく、通りに出てきたくなるってなもんです。(^^;;
とにかく、この曲のサビの部分を歌っているシェリル・リン(だったと思う)がものすげぇクールだし、9thのブレイクによるキメがここまで印象的な曲は他にはない。
巷ではこのサビの部分の3小節目はいったい何のコードを弾いているのかで議論もかなり白熱したようでもあります。。。
F#7(#5b9)説、F#7(b9,b13)説、Gm/F#説…、
ここまでマニアックになると、私にはとてもついて行けないです(^^;


ちなみに、わたし、以下のジノ・バネリ映像を見たときに「なんで手ぶらなんだ!?」と激しく疑問に思ったもんだ。
「ギターをどこに置き忘れてきたんじゃ?…ああ、そうか、間奏部分になったらスタッフがやおら持ってきて、それを肩にかけて演奏するに違いない…あれ!?ギター・ソロ、違うやつが弾き始めちゃったじゃねぇか!どうすんだよ、おい!ってか、そもそも、そのヘンテコなギターは何だ?いやいや、そうじゃない、ステージ中央で仁王立ちともダンスともつかないが前をはだけてキメまくっているジノ・バネリ、こいつは最後までボーカリストなんだな、そうなんだな!?」
そんな感想を持ったりしてたのだよ、どうするね。

GINO VANELLI (Live) - Brother To Brother

あ、いや、良い曲ですよね。うん、とっても好きですよ。念のため。(^^;