最近のM&A事情の話を聞いた。

知り合い筋から最近のM&A状況というのを聞いた。

M&A(企業の合併や買収のことね)は一頃のブームも去り、今ではあんまり行われてないのかと思いきや、どうもそうではないらしい。何十億円もかかるような大型M&Aはそれ程でもないけど、数億円規模のM&Aは結構活発のようなのだ。中でも、最近はビルメン会社とか調剤薬局とかがターゲットにされていると言う。
聞けば、この二つの業界に関しては、人を採用するより、まるっと(会社ごと)購入した方がパフォーマンスが良いんだそうだ。なるほどね。判る気がする。

…で、思ったこと。

昔(今でもそうなのか不明だけど)、自動車の運転免許を取りに行った時に陸運局の近くにはコバンザメ商法よろしく沢山の行政書士事務所(通称;代書屋)が道路脇に並んでいた。
ビルメン会社の方はさておき、調剤薬局にはこれと同じような臭いがある。特に大学病院とかの大きい病院では、付近の至る所に沢山の調剤薬局がある。

…で、だ。

今、その調剤薬局たちにとって、脅威は「ドラッグ・ストア」なのだそうである。
そういや最近、大手ドラッグ・ストアには、店舗内に調剤室を設けているのが多く見受けられる。それすなわち、人を採用するよりも調剤薬局ごと買収してしまった方がパフォーマンスが良いということだそうで。
大学病院付近に調剤局付き店舗を出すことも方針のひとつらしいよ。

病院に診療に来た患者さんのサイドから見れば、薬を買うと同時に買い物もできる。
これは便利だ。まさに、コンビニエンス!だもんね。
となりゃ自然、単体の調剤薬局よりも総合店舗の方が人気が出るのは必定。調剤薬局サイドから見れば、そりゃ脅威だ。
勿論、ドラッグ・ストアサイドでは、品揃えや売価の問題をちゃんとクリアしてるのが前提ですがね。

不思議な事に大学病院付近にこういった店舗展開をしているドラッグ・ストアというは今のところ非常に少ない。もしかして古くからその辺りで営業している調剤薬局の抵抗などもあって、出店できないのだろうかしらん?

ところで、実はドラッグ・ストアの目標としている営業形態は「総合小売店」なのだそうな。「酔う可動」とか「JAS庫」をライバル視してるんですって。「エムぴ」とか「ふぁみ馬」、「労村」とかを見てるのではない。コンビニじゃなかったんだって、これ、新鮮。
確かに、最近のドラッグ・ストア、「大々的に」お菓子も売っていれば、酒を売っている所もある。私の実家の方に至っては「卵はドラッグ・ストアで買うのが一番安い」というルールが出来上がっている。

非常に取扱品目が増えているドラッグ・ストア。
しかし、内輪話ではあるけれど、彼らの食品に対する考え方はあくまでも「呼び水」なのだそうである。つまり、その辺りの品目は利益がほとんどない(というか、赤字が多い)らしい。あくまでもドラッグ・ストアの収益源は薬品販売によるものなのだそうだ。

…ってなわけで、調剤室はなんとしてもデフォルト状態で店舗内に設置した形で展開したい。そして同時に呼び水を沢山ご用意することで集客力をアップする。ほっほー、だ。

現在、ドラッグ・ストアは過度期にあると言われている。
地方に行けば、地方ならではの地元密着型ドラッグチェーンも多い。名前知らないの結構あるしね。都心部から見れば、盲点のインディーズで注目度が高いアーティストってところか。
さぁて、今後はどんな展開になるんだろう?
かなり興味を持ってウォッチしていきたいと思っているです。

酒の種類とコスパをよろしくね。(酒は百薬の長だぜ、薬だぜ、諸刃のなんとかだぜ!…笑)
ロケンローラーには、酒が必須アイテム!
しかし、バーボンとかラムとかで粋がるよりも、私は日本酒でロック!(飲み方じゃないよ)ってのが粋だと思うんだよね。
…単に自分が日本酒好きという事だけという説もある。。。(^^;