こんな70年代のRockバンド、誰も知らんやろ!ふはははは!

ってなわけで、かなりマイノリティであったであろうバンド。
でも個人的には気に入りつつあったバンドってのがありましてね。
それがようつべにアップされていたんだもん、驚かないでなんとするっ。



Truth and Janey - No Rest for the Wicked

こいつらのことを知っている人は、そんなにいないと思う。それがまたいいんです。
いやー、、自己満足ってか、こういうのがメジャーだったら、逆に困るし。
これまた9thコードとかフックの入ったリズム・ワーキング。実に私好みなのです。
詰めがちょっとユニークすぎるのが一般ウケしなかった理由かもしれません。
でもね、だからこそ、じっくり聴いてほしいと思ったりするんですよ。
そのうち、慣れちゃいますよん♪(慣れないか…笑)


それからもひとつ。



Bang - Idealist / Realist


もうここまで来ると、ほとんど誰も知らないと思う。「Bang」だ。
当時、中古レコード販売会社「ハンター」大井町店でワゴンからジャケット買いしたバンドの曲っす。
私は、何気にこの「重い」と言うか不思議な中途半端なブラックサバス・サウンドが好きになったのだ。
ところがね、
聴けば聴くほどにサバスとは異なる泥臭さがかっこよく聴こえてきたんです。
それでも誰も知らないというのは話し相手がいないというものでして、空振りし続ける私なのでありました。
(かっこいいと思ったんだけどな〜…)



自分の耳を信じて『これは絶対にウケる!』と確信を持っていて、ものの見事に数ヵ月後に大ヒットになった時は、
「よぅし!俺の先見性は、すごいでしょ!?…ね、ね、みんな、凄いでしょ!」と、
吹聴したくてたまらなくなるし、評価されると自分が演奏しているわけでもないのに、なんか鼻高々になっちゃう。
逆に、
自分の耳を信じて『これは絶対にウケる!』と確信を持っていたにもかかわらず、ものの見事に、まるで開花しなかった時は、
「なんだよ、全然当たってないじゃん!…お前の耳、あてにならんな!」と、
グサグサと言葉の槍が胸に刺さってくる。批判されると自分が演奏しているわけでもないのに、なんか「俺、ヘタクソだな〜」とへたれてしまう。



しかし、『これは凄いのに誰も知らないんだ、へへん、誰も知らないままでいてくれよ、こいつは俺だけのお楽しみにしておきたいのさ!』と、かなりコアな意識に陶酔したくなる時もあるのですな。


こういうの、マニアじゃないと、わっかんないだろうな〜・・・(笑)