「HIROMI GO」紙ジャケ沢山BOX、凄いです。

先日、先輩のお宅にお邪魔して、これまた飲んで弾けたんですが。。。
比較的節度ある飲み会になれたかと思ってたけど、やっぱり少々壊れたな。(^^;


飲み会の後半で、先輩がおもむろに棚から取り出した「HIROMI GO 紙ジャケCD-BOX」。…いや、もう、これ、見ただけで「すげー!」になっちまって、とにかく写真撮った。


もうね、明らかに、これ、リミテッドですよね。
郷ひろみ」のアナログ時代に発表したシングル・レコードのジャケットを忠実に再現して発表された、シングルたくさんBOXですわ。
全部で5つあるらしいんだけど、その内の3つが眼前に現れた。これだけでも30,000円じゃん。値段もすげー。


そんなわけで、これは誰かに話さねばならん。
と言うわけで、何人かの方にこの時のエピソードを語ったり、撮った写真を見せたりした。等しく「あ、それ、知ってる。でも高いんだよね。そうか、お持ちの方がいらっしゃるんだ、凄いなー。」みたいなご意見を頂戴した。
「HIROMI GO」がストライクゾーンの世代には、まちがいなくみぞおちに一発食らってしまうようなこのお品。確かに堪らんものがありますわ。


え? 私ですか?


そうねぇ、郷ひろみと言えば、初期作品では私的に2つ。
先ずは「モナリザの秘密」。この選択に首をかしげる人もいるかもしれないけど、僕的には重要な一曲。
筒美京平ワールドですよ、先生。んでもって、岩谷さんの詞も素晴らしい。
「初めての優しさゆえ、夢見た僕はとても辛いよ」…これです。
この婉曲表現にしてダイレクトに心に突き刺さってくる甘美な刺激ポエムっ。
当時はただのアイドルとして、女の子にウケるような歌詞を歌っているだけなんだろうと斜に構えてたもんだが、おっさんになった自分が今この歌詞に向かい合うと、妙に切なくヘンに同情してしまったりする始末だ。酒を飲みたくなってくる。


で、もうひとつが「裸のビーナス」。こっちの選択には異論はあるまいね。
何しろメロディー・ラインがインパクトある。
「恋を〜したくなるよ〜♪」の半音崩し部分で、郷ひろみのボーイッシュなキュートさがファンを鷲掴みする。最強のフレーズでしたな。「こぉ〜いっを〜♪」ですわ。
ジャケットのお写真も新鮮でしたね、「走れメロス」状態。ナイス。



で、だな。
熟練期で選ぶと「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」。
何しろ、この当時、これだけ長い題名は珍しいと、そういう意味からもかなり注目された。
加えて楠瀬誠志郎によるこのメロディ・ライン、もうその時代どっぷり的だけどさ、充分ツボを押えている。
歌詞としても「もういやだよ〜♪」のところを「もうやだよ〜♪」とするところに、大人であってもまだBOYな部分があるひろみを上手く表現できていると感服した。
えっと、芹沢さんでしたっけか?作詞。
「どうしようもないことがあるって、ねぇ言ってよ」…ここですな。
「ねぇ」ですよ、「ねぇ」。
ここにちょっと甘えを入れて歌っちゃうと、この歌の魅力が消費税分くらいアップします。


カラオケですか?
ええ、ええ、そっち系に気分が乗ってくると歌っちゃいます。
嫌いじゃないもん(^^;