アニメのロック演奏シーンもいいもんだ♪
えー、アニメのロック演奏シーンもいいもんだ♪ なんてね。そこでそういう言葉の投げかけを致しましたとしましょうか(ちょと、日本語、おかしいねぇ。。)。
アニメで本編中に登場する、もしくは常態にバンド演奏があるスタイルのものと言えば?
「けいおん」を連想された方…平均点っすね。
「BECK」辺りを連想された方…これまた平均的かな。。
「マクロス」を連想された方、ふむ、古くてほぼ順当75点。
折角なので、もう一息マニアの世界へ突っ込みましょうね♪
そう、こんくらいは連想してみようね(ってか、古すぎっ!)。
↓
Bubblegum Crisis - Konya Wa Hurricane
そりゃ、知らないってね。 はーい。
これが(直ぐに)出てきたら、のんき的には及第点をあげたい(汗笑
え? いらない? はぁーい。。
…とは言え、今聴くと思いっきりポップだな、こりゃ。
何だっけ? 誰だっけ? 「朝」のつく人の、ボニー・タイラー(あ、ちがうな、そんな名前の)「ヒーロー」とかさ、アンちゃんの「六本木心中」なんかと被る人。
…まぁいいや、折角ついでに、このアニメのオープニング・クレジットを♪
Bubblegum Crash - Opening Sequence
んー、…Oh! Yeah! ですわ。
80年代どっぷりなアニメ・センスじゃんけ!
サウンドも含めて…キーボードの音色が恥ずかしい(笑
もうね、そりゃ、この当時はダーティー・ペアとかは思いっきり好きでしたしね。
そうなると、この路線に首突っ込むのは当然の成り行きみたいな…ちとアングラ・グロ色が強いか…。(^^;
このシリーズ、最初は「バブルガム・クライシス」で、後に「バブルガム・クラッシュ」になるんだよな、そういや。。。
余談だけど、80年代に流行った美少女系のアニメはこういったタイプの「目」「鼻」「髪型」の描写特徴があると思う。「口」はデフォルメされない限り、昨今のアニメよりも全体バランスとして小さめに描かれている印象があるね。
こういう美少女系のスタイルの原型は、諸説色々あるけれど、80年代に入る直前にスタートした「ガンダム」や、80年突入時の「軽井沢シンドローム」に「目」や「鼻」の描写、そしてそれから数年後の「GuGuガンモ」でのデフォルメ・スタイルをヒントとし、80年代中頃の「ダーティー・ペア」に一通りの完成系に至ると私は推測している。
加えて、同時期に活躍した森山塔辺りからはエロ要素、そして、この時期に猛烈にブレイクする大友克洋「AKIRA」等から、戦闘機等の精密描写要素、スプラッター的グロ画像要素が混在してきており、これらがミックスしてそれまでの70年代に至るアニメとは猛烈にスタイルの変化が起きたと思っている。(もちろん、従前スタイルを大切に突き進む系も当然あったけどね。)
おっと、力が入っちまったぜ。
そういや、大友映画「AKIRA」のサウンドトラックは、我らが芸能山城組が担当されたんですよね。この集団がまたすごい。ミュージカルと言うかコンサートと言うか、実に不思議なライブがあるのですが、もし、お時間等がありましたら一度行ってみることをお勧めしますよ!
ほんと、日本の古典芸能とか、インドネシアのガムランとか、そして神出鬼没の舞台演出など、オリエンタルと言うか何と言うか、実に不思議な山城組ワールドに引き込まれます。
こういうジャンルが日本にはちゃんと君臨しているのだ。これ、世界に向けてもっと発信しても良いと思うんだよな。見よう聴きようによっちゃ、強烈なプログレッシブ・ロックだぜ!?
Akira (アキラ) Sound Clip by Geinoh Yamashirogumi