「カメラ欲しい欲しい病」罹患届

「カメラ欲しい欲しい病」が発症して3日がたった。


よりによって、ちょっとMy高級腕時計を買って、ちょっとよさげなスーツを買って、一息ついたところの金欠状態の時にだ。
こんな時に今まで愛用していたコンパクトデジが調子を崩し始めたんだよね。。
コンデジ、新しいの買わないといかんな(いけなくないんだけど)」、などと思うようになっちまった。これがいけない。。


そうなってしまってからこっち、だんだんひどくなっているのが自分でもよくわかる。


何しろ、昨日のあの台風で電車が止まっているさなかに、わざわざ傘を秒殺で壊しながらもカメラ屋に足を運んで、誰もいない店内で「あーでもないこーでもない」と色んなカメラをいじっているところからして既にレベル3以上になっている。


「こういう天気だから誰もカメラ屋さんに来るはずもないのだから、独占状態さ!」
まぁ確かにそう思うのは当たっている。しかし、そんなこと考えること自体がオカシイ。



で、今、思いっきり悩んでいるのが、オリンパスのペンのシリーズ、そして、方や今まで愛用してきたリコーのシリーズを踏襲するか、というところだ。(思いっきり一眼の世界はミノルタ魂が宿っているので、そちらはそのままです・・・あくまで今回は、不具合が出たコンデジの後継機種を探しているのだ・・・っちゅうこって、基本、ミノルタンです^^;)



腰が痛い…。 これ重要ね。



ヘルニアな私には、何はともあれ「重さ」はとても重要な要素なのだ。


ここ一番の時は一眼を登場させるが、普段の持ち運び、というか、常時携帯するカメラとしては軽いカメラに越したことはない。え?ケータイで写せ?・・・まぁそうね、そうとも言う。でもね、うん、それはまだちと。。なんですよ。


ってなわけで、今まで使ってきたリコーのGX100ってのは200gちょいとの軽量で、なおかつコンパクトのカメラでは希少な広角24?表現が美しいと言う武器を誇っておりました。
自分の持っているカメラ、すでに発表から5年以上が過ぎているけど、このアドバンテージはまだ現役だと思っているっす。


店頭に行ったら、その後継機種GX200が売っていた。
でももう、それすら発表から3年が過ぎている。
この業界では、「3年」ってのは、すでに過去の世界の商品みたいなものだ。
それでも、24?のアドバンテージは他のカメラと比較してもまだ現役のようである。
当のリコーさんはGXの新たなシリーズは発表しておらず、GXRというシリーズで展開を決定している。レンズユニット交換式のコンデジだ。
そうやって考えると、私の持っているGXシリーズのようなボディ・レンズ一体型のはどうも考えから外されてしまったようだ。
…ので、今後GX300なんてのが発表される可能性は非常に低いばかりか、GX200すらもうすぐ製造中止になってしまうかもしれないんだよね。そんな結論に至った。
なんか、寂しい。
店員さんも、今時GX200をいじくり倒している私が不思議みたいで、なおかつ「コア」な客に対して興味津々な雰囲気を醸していたです。
「いかがですか?」みたいなセールストークではなくて「このカメラ、陰に隠れてしまいましたが、愛されるカメラの一つですよね。」みたいなニクイ台詞を吐くし・・・。




その一方、まだ発表から日が浅いオリンパスのペン・ライト(PN3ね)は強烈なスペックだ。
アートフィルターによる多彩な映像表現、物凄く速いAF、ドルビーシステムでハイビジョン動画も撮れてしまう写真機ってのが「黙らっしゃい!」級である。
もんのすごく惹かれる。当然ですよね。
でも、NGな要素があるんです。


第一に、ひとしきり自分の考えている構成にすると、「ライト」のシリーズのくせして、かるーく、10万円突破となってしまうこと。
そして第二に、ボディとレンズを足したら、いくらコンパクトとはいえ500g水準になってしまうということ。リコーの倍以上である。
第三は、焦点距離の広角側。標準ズームではやはり28?なのである。28?と24?。その差、たったの4?なんだけど、その差は映像的に思いっきり差があるんですよ。これも問題なんだよなー。


この三点が思いっきり足枷。
でも、それをクリアしたら、思いっきりモチベーションが高まってしまいそう。あうー。
なんたって、最近型だもんな。
最近発表されたってところに、新鮮さが満ち溢れているんだよね。
新鮮って、それだけでいい響きなんだよな〜。


リコーさんの寂しいところは、3年前に打ち止めとなってしまっている商品ということなのだ。3年経っても新しいのが発表されないってのは、もう、する気がないってことなんだよね。
このシリーズが製造終了になるのはなんとはなしに予感できてしまってる。そういう寂しさがあるんだけど、でも惹かれる。ここんところが実に不思議。
多分、発表されてから何年経っているかなどではなくて、純粋にしっかり仕事を施されている高画質コンパクトカメラであることには間違いないんだよね。今のこの瞬間で切り取ってもね。そういう凄さを感じちゃうのである。


もっと言ってしまうと、発表年から時間がたっている分、安いんです。おまけに、今自分が使っているバッテリー予備とか、フィルター保護、ビューファインダーなど、ことごとく今持っているのを再利用できちゃうところ。
結果的に、最近型を買うコストの1/4で済んでしまうのだ。
嗚呼いけねぇ、そういう風に考えるとまた悩んでしまうじゃねぇか。。。



ってなわけで思いっきり悩みまくっております(^^;



ところで、何でもそうだけど、「買うまで」が一番充実してるんですよね、意外と(苦笑)。。