泣きのギターの強者について

往年の泣きのギター。。。と言ったら誰か!?となると、かなり悩むとこですよね。


ジミヘンのウッド・ストックのアメリカ国歌は「泣いている」というよりも、「慟哭」に近いし、サンタナ的な泣きにはカリビアンな宵の切なさ的に感じる。ロイ・ブキャナンのそれも泣きの名手と言っても好かろう、スモーキーな泣きですわな、彼の場合は。
(^^;


でもね、私個人的にはですね、「ピンク・フロイド」のデヴィッド・ギルモアの泣きと、「キャメル」のアンディ・ラティマーの泣きに格別のものがあるですよ。
後続のバンドが彼らをリスペクトしつつ近づこうと努力してきた実績からして、特別な存在であることは間違いないでしょうぞ♪


そんなことを思ったら、急に復習したくなって、昨夜は酒をちびりちびりぐびぐびやりながら聴いてました。


Pink Floyd - Marooned








Camel - Ice


嗚呼、沁みるな〜…


インストなのに、感情を揺さぶられるっての、早々無いもんです。


この曲等を聴いた当時の自分のシチュエーション、…なんてのも多大に影響を与えると思うんですけど、思いっ切りかぶっちまったのかもしれません。


自分が誰かと離別したり、振られたり、想いが届かなかったり、喧嘩したくなかったのに喧嘩しちゃったり、そんな哀愁系の懐かしい思い出…そういう状況にある時に、たまたまこれらの曲を聴いてしまったもんだから、情感が一層刺激されちゃったのは間違いないだろうなー。


もっと言ってしまうと、そういう状況では無いのにこれらの曲を聴くと、そういう状況を想定してしまったりするんです。


すごいよなー。


そんなわけで、この2曲に関しては、どうしても「ぐっ」と来てしまうんですよ。
個人的なものかもしれませんけどね。
…個人的なものだな(^^;


やっぱり、涙出ちまうわ。



どうなんだろ? 
イングランド発の「泣き」ってのは格別なんだろうかね?
霧の国のなせる技なのかもしれないね。。
哀愁表現はかなり饒舌な部類に入ると思うよ、かの国、エゲレス。