マカロニ・ウェスタンの話をしよう。

イタリアロックの事をここんとこブログっていたせいか、ちょっとイタリアモードになった私。で、…イタリアと言えば!


そりゃもう、[マカロニ・ウェスタン]でしょうっ!!
…って、そんな連想を浮かべるのは私ぐらいかもしれんな。(^^;


Luis E. Bacalov - Django

唐突ながら、「続・荒野の用心棒」のオープニングテーマ(本編からのクリップ編集付き)です。
カックイー!
こういう男臭すぎる主人公(フランク・ネロ)も、オープニングテーマの歌手も、そういうタイプ、最近は見かけなくなっりましたな。たまには、こういったマンダム級男汁ぶっ放し系に遭遇したくなるです。いないだけに尚更だね。(自分がなれない分ね…笑)


この映画、冷静に観るとかなり18禁というか、はちゃめちゃでした。
オープニングの棺桶を引きずりながらの行脚もすごいが、その中に連射式機関銃が隠されていて、何だっけ?1対40くらいの打ち合いに勝利しちゃったりするんだよね。
圧巻はファイナルシーンの十字架打ち。両手を潰されるリンチに合っておきながら、ジャンゴ、頑張って撃っちゃうもんな。しかも全部命中だもんな。んなばかな!・・・ってとこが、荒唐無稽過ぎてかえってかっこよさ倍増なのでした。


あー。そういや小学生高学年の頃、クラスでモデルガンがブームになった時期があったんだよな。今思い出した。で、僕も欲しくなったんだけど、買ってもらえなかったっけ。
結構高かったんだよね。
ま、あれはあれでよかったんだろう。
それでも、一時期学校でモデルガンが流行った時は、かるーく仲間はずれ的な寂しさも感じたもんです。皆んな(一人二人じゃないよ)持ってたしね。休み時間ともなれば見せびらかしごっこというか、ウェスタごっこ、もしくは太陽にほえろごっこだったもんな。ガンを持ってなくちゃ遊びに参加できないし。。
結局は、そんなのうっちゃえる世界に埋没しましたけどね…なぜかマンガを描くという趣味に走った私でした(^^;



そうだ!
クリント・イーストウッドの「続・夕陽のガンマン」のファイナルシーンも印象深いんですわ。
三人組の決闘が行われて、最終的にクリント・イーストウッドが勝利するんだけど、三人のうちの一人は、イーストウッドに撃たれてその反動で墓穴にすっぽり収まって落ち、ご丁寧にもイーストウッドはそいつの帽子とかも銃で撃って墓に落として見せる。
で、もう一人に対しては十字架の上に首つり状態で立たせて、踏み外したらお陀仏状態にして現場を去る。そいつの首に掛ったロープを遥か遠くから撃ちぬくってのがかっこよかった。言葉じゃ上手く説明できませんな。以下を参考にして下され。


The good, the bad and the ugly(悪党撃ち殺し墓穴落っことしシーン)


The good, the bad and the ugly (首つり卑劣漢のロープ撃ち抜きシーン)


マカロニ・ウェスタン絶頂期ですよね。
日本語吹き替えの、「俺、きたねぇ奴」「俺、悪い奴」「俺、良い人」みたいな最後のクレジットに被る台詞が、ご機嫌だったのを記憶してます。
なんだかんだ言って、イーストウッドは、こん時がいっちゃん好きだね、私わ!


オリジナル字幕テロップものは観た記憶が無い。でも、吹替え版のこの3人組、たしか、山田さんとか納谷さんとか大塚さんによるもの。
これって、往年のルパン三世の声優陣でね、間の取り方とかが絶妙だった記憶があります。多分、本チャンのセリフとは関係ないアドリブ的なのが吹替え版にはあったんじゃないかな?…なんか、もう一度観たくなってきました。


当時、TVの水曜だか金曜だか日曜だかのロードショウでやってたんだよな。。
地上デジタルも良いけど、こういうロードショウ番組、もちっと復活させてくれいっ!
吹替え版には吹替え版ならではの楽しみ方もあるんですよ!…ってか、そういう個性的な声優さんが少なくなってきているのかな〜?そんなことないと思うんだけどな。。。