日本のシステムを思った

思いやりと愛のある心で満たされた世界であればこそ、必ずや復興を遂げることが出来ると思います。


いろいろ思いました、伺いました、考えました、以下、徒然に。。。


 今回の災害、皮肉にも東京都心部では、拝金主義とか利己主義とか競争原理とか大量消費によっての経済発展がいかに無力であり、むしろ、マイナスの意味での脅威になってしまっていたかということが現れた風に見えます。
ガソリンしかり。
お米、パンしかり。
昆布しかり。
そして水。。
買いだめに走る人々、その気持ちもわからないでもない。
しかし、それでは本当に困っている人たちには届かない。
「個々人が問われている」と思う。個々が試されていると思う。
極論すれば、その試されていることに正しく応える事が出来なければ、新たなる試練が用意されているような気もしてくる。


 今後の復興に際し、おそらくお金の価値なんてのは違ったシステムの中に埋没し、物資を必要最小限、有効に共有し合い、「衣・食・住」とりわけ「食」に対しての価値が『実は非常に高価』であるということを皆が再確認することになってくんじゃないだろうか。


昔、学校で勉強しました。
 第一次産業は農林漁業鉱業系。第二次産業が工業系で、第三次がサービス業系、第四次だか五次には情報業系と。低次が満たされればその次の次元が、そしてさらにその上へと発展を遂げる。今や「主流」は情報産業だ、…と。
 確かに、情報産業は重要な位置を持っている。しかし、そういう中にあっても基本は第一次産業が正しく機能していることが必要でした。それが前提であることを忘れてしまってたのではないだろうか。どういう産業構造の進展があるにせよ、あくまで本来の「主流」は第一次産業なんですよね。第一次産業の安全な生産分野が重要。そういうのこそが「高くて」当たり前なのだよね。
単純です、手元に安全なご飯があれば安心して暮らせます。危険な食材ばかりでは落ち着きません。まして、高価なパソコンを持っていても、それしかなかったら生活は成立しません。価値の順位はまさしく変化したと思います。


 日本における経済システムは、いや、世界における経済システムが、大きな方向転換の舵取りを求められるようになるのではないかとまで思います。
エネルギー然り。
インフラ然り。
農業政策然り。



資本主義的発想の中で「エコ」は「エゴ」の土俵の中で存在し続けたと思います。


今、洗い替えて「リスタート」する必要に迫られてるんじゃないかな。。


いや、共産主義を求めろと言うわけではないんですけどね。そんなのは無理ですし。
自分の無い頭で考えたスタイルは、新たな「社会主義」が必要になってくるんじゃないかなと。既存の教科書レベルのそれではなくて。
・・・んー、上手く書けないなー。


ともかく、概ねそんなイメージでございます。






≪余談を≫
なんで、システム不具合が起きた銀行が、みずほ銀行だったのだろう?
みずほ銀行である(で起きた)理由は、何かの暗示があるの?
「みずほ」の語源は「瑞穂」。『瑞穂の実る国』=『日本国の美称』なんですよね。
「日本の象徴表現」をする「みずほ」銀行。
その銀行のシステム不具合というのは、「日本」のシステム不具合の婉曲的警鐘なのかな?…等と。
震源地近くは、宮の城。原発事故は、福の島。いずれも県名ではあるけれど、日本国の表現方法の一つでもあります。
日本の災害であり、事故であり、不具合であり。。。
そんなことを思っていたら、物凄く恐ろしくなってきた。いや、思うまでもありませんね。今、この現実を乗り越えるには、みんなが協力し合うのが必須なんですものよさ!






≪リラックスを≫
楽曲として、とても癒される系の名曲を以下に。

The Dream Academy - Life in a Northern Town


佳き日々が早く訪れますように。