テンション高いライブって、いいなぁ…(rush)!

ようつべ検索で久しぶりに興奮ピーキーに来た映像に出くわした。

ラッシュですわ。

Rush- Yyz live in rio

うわー!
これはすごい!!
これだけお客さんに盛り上がってもらえちゃうと、ステージのみなさん、いつもよりも更にボルテージの上がった演奏できるに違いない。ある種、神がかっている光景だ。


いいなぁ・・・・こういう経験してみたいっす。。。


 そういや、世の中「神がかった」アーティストというのはまちがいなくいらっしゃるそうで。


 以前友人から聞いたんだけど、「その人」の演奏を聴くととんでもないことになるそうなのだ。で、何が凄いのかというと、存在そのものが凄いのだという。


 その演奏家が常にそういう状況にあるのではなく、幾つかの条件が揃った瞬間に、そういう局面が登場するのだそうだ。クラシックのフルートの演奏家に「ジャン・ピエール・ランパル」というその道では神様級の凄い演奏家がいらっしゃった。この方こそが「その人」のひとり。


 ランパルは来日して演奏したことが何回かあるらしいのだが、かつて、物凄く神の領域に近いところまで行ってた時があったようで、その時に武道館だか厚生年金会館だかにおもむいた友人、まだ演奏が始まってもいないのに、当人がステージに上がって、フルートを持って「立っただけ」で涙がぶわっと零れ落ちたのだそうな。で、そういう状況になったのは彼だけではなくて、周りの何人もの観客もが涙こぼしていたのだという。。。


 その時のランパルは確かに物凄いテンションで、演奏が始まって、ワン・トーンだけで、観客の大半が感極まって泣いてしまうほどの表現力を持っていたのだそうだ。


 神の領域に近づいたとき、その当事者のプレイヤーが凄いのは言うまでもないことだが、その場に居合わせたオーディエンス、彼らももの凄くラッキーなんだと思うね。
諸条件が全て最高潮で揃った「場」。そこに証人のごとく参席する。。。中々そういうのってあり得ないものね。まさに宝くじ当選級の凄さだ。