傍受した日常会話をログ!

 お昼休みに蕎麦屋さんで昼食をとることした私、会社の近くのその店に入った時、通された席の隣では、昼だというのに酒を飲んで盛り上がってしまっている爺様3人組がいた。声がでかい。


爺様A「だからよう!景気が悪いってのに、役所の連中はいーっぱい金もらってるってのがゆるせねぇんだよ!ぜーきん泥棒がっ!!」


(おうおう、盛り上がってるね。)


爺様B「大体、みんす党だっけか?あそこのマヘニストとかで公務員の給与2割削減とか書いてあったのに、できてないってのは嘘つきだな!」


爺様C「あそこの党はインチキ詐欺党だ!」


爺様A「んな党はさっさと解散だ解散!」


爺様B「でもワシらじゃどうにもならんわ。」


爺様A「大体よ、あのカンってやつ、あのバカはなんでそーりだいじんなんだ?俺は投票も何もしてないぞ。何でそーりだいじんになれんだ!?」


爺様C「それはよ、憲法で定められているんだよ!!」


(知らなかった…)


爺様A「けんぽー!? なら、仕方ねぇなー、・・・でもゆるせねぇな。 暗殺だ!」


(げ!)


爺様A「一頃のニッポンだったら、暗殺されて当然な状況だ。なんだ!?誰も暗殺しようとしねぇじゃねぇか!だから、ニッポンの若ぇやつらはだらしねぇんだよっ!!」


矛先が無茶苦茶になってきたところで、反対隣りに男女ペアが入ってきた。


Tシャツに皮ジャン、ジーンズを穿いている男性と、ダウンジャケットにブラウス、そしてロングスカートの女性だ。


両者とも50代半ばと見た。間違いない。


二人とも爺様トリオの話には「全く」耳を貸さずに「自分たちワールド」に入っている。それは店に入ってきたときからそうなっていた。強者ペアだ。


男性「俺さ、最近、風呂に入ったりして温まると、歯が痛くなってしょうがないんだ」


女性「なら、医者に行けばいいじゃない!」


男性「だって俺よう、保険証もってないんだもん!」


(へぇぇぇ・・・)


爺様A「みんす党はロード組合の票が頼りだからなぁんもできねぇんだよ!ローグミなんかいらねぇよ!」


女性「え?」


爺様B「田舎の大変な人たちを助けなくちゃいかん!」


男性「去年くらいから、保険証ないんだぜ」


爺様C「チュー国に舐められてるのも許せん!」


女性「だったら、『コンジスイ』買ってつけたら?」


男性「コンジスイ? なんだそれ?」


爺様B「蕎麦でも食うか?」


女性「え? 知らないの? 遅れてるわねー」


爺様C「いやもう、これで・・・」


爺様A「おあいそー!!おあいそだよー!おばちゃん!!」


男性「知らねぇものは、しらねぇよ! あ、おばちゃん、熱燗つけて!!」」


おばちゃん「あれ?お勘定じゃなかったの?」


爺様A「お勘定はこっちだよおばちゃん、俺はそんなしゃがれた声してねぇよ!」


男性「んだと!?このクソじじー!」


爺様A「イキがるんだったら、カンの前でしやがれ! 殺してこいや!」


男性「え?」



・・・ところで、そういうモメゴトはどうでもいいから、コンジスイってやつの漢字を思い出せない私なのだ。
もやもやしてたまらんです。。
ってか、今でも売ってるのかなー?コンジスイ。。。
「遅れてる」どころか「古すぎる」と思うケド。。。