Frank Marino & Mahogany Rush をまたぞろ復習♪

Frank Marino & Mahogany Rush-Purple Haze(California Jam 2)

 ちょっと難しい表現だけれど、フランクマリノ&マホガニーラッシュというバンドは、私が初めて、「人からの紹介」ではなくて、自分で発掘したロックバンドである。


だからなに!?


そう言われても困るけど(笑)、それほどに私はこのバンドに愛着があるし、何しろこのカリフォルニア・ジャム2というイベントでの演奏にぶっ飛んだ。


 忘れもしないぞ、最初、FMのサントリー・ミュージック・スコープという番組で聞いて、その次の週辺りにTVのベスト・ヒットUSAで放映されたんだのよさ!感激しまくったさー。


 もっとも、このイベントではサンタナやらエアロスミス、テッド・ニュージェント、デイブ・メイスン、ハートなど、注目アーティストは目白押し状態だったのでマホガニー・ラッシュの存在はどうなんだろうかと思われた節がある。しかし、このジミヘンのカバーが強烈にアピールしたのは確かでして、その後の来日公演はすこぶる盛況でありました。


もちろん行ったさ。


 私の最初の、生まれて初めてのロック・コンサートがそれだった。高校生だった。
予定通りお昼過ぎに「お腹が壊れ」て早退。とっとと駅の便所で着替えて列車に乗った。
数駅過ぎて、チケットを忘れていることに気付いた。


いかぁ〜んっ!!


 あわてて家に戻り、「なんだ?どうした?今日は部活の打ち上げで遅くなるのではなかったか?」という親の質問を無視し、とっととチケットを握りしめて駅に向かって猛然とダッシュした。
おそらく、あの時のタイムが私の人生で一番速い100mラップだったと思う。


 しかし、家に引き戻した代償は大きく、オープニングには間に合わなかった。学校を早退した果実は全くなかった。。2曲聞き逃した・・・ああああ、、「The Answer」観れなかった〜・・・後悔したけど、でもそんなことはどーでもいいくらいに、その後ぐいぐい引き込まれた。
ライブが終わった後、しばらく耳が機能しなかった。先輩が同席してたのだけど、その先輩が帰りの車中でライブの復習会話をしてたのだが全然聞き取れなかった。それ程爆音のライブだった。


 んふふ、「パープル・ヘイズ」はお約束的にアンコール用にとっておかれている曲なのだが、本来、イントロ部分のEのオクターブ奏法はネックのハイポジションでのそれなんだけど、フランク・マリノ先生はオクターブ低い設定(ローポジション)で演奏する。これが格別よろしい。
とにかく、トリオなんですよ、トリオ。
スリーピースなのだぜ。
ギターとベースとドラムス、これだけ。あとの音源、なし。
それにして重圧なのだ。
どーよ!? これを気に入らずしてバンドを語れるかってんだ!!(ぜーぜー・・・)


ま、そんなわけで、入れ込んだ記憶が舞い戻りました。
(もう、爆音のライブには行けないだろうケドね・・・苦笑の涙)