すっとこどっこい
電車の中で、失礼ながら「おばさま」の会話に耳が傾いてしまった。
お二人の「おばさま」が非常に盛上って話し込んでいたのだ。
どうもこの二人、同じ職場で働く者同士であり、どうやら二人とも昨日仕事でミスをやらかしてしまったらしい。
おA「まったく、主任のああいう言い方ってないと思わない?」
おB「そうそう、そうよね〜、誰だってミスはするんだしね〜」
おA「そりゃさ、・・・そりゃ、わたしったら『すっとこどっこい』だもん。」
ぴくりっ! (今、私、チェック、入りました)
おばさまAさん、聞き捨てならぬ単語を今、発しましたね?
『すっとこどっこい』とは凄いです。死語どころではないです。
辞書引いても出てこないです。
そしたら、「アナザーおばさま」がツッコミを入れました。
おB「ちょっとぉ、今どき『すっとこどっこい』はないでしょぉ!?年齢を疑われちゃうわよ、せいぜい『あんぽんたん』くらいにしなさいよぉ!」
おA「うん、・・・そうね」
『そうね』って、あんた、Aさん、勝手に同意しないように!
「おばさまB」さんも実は凄いですよ。いい勝負なんですよ。その『あんぽんたん』。
お二方流に話すとすれば、ふたりとも『どっこいどっこい』なんですよ。
もっとも、「このマヌケ!」とか「このウスラボケ!」よりかは、おおらかな響きがある。そうやって考えると、すっとこどっこいもあんぽんたんも好感持てるなぁ。。
なぁんて、思ってみました。
のんき@とんちんかん.ne.jp