ですメタル歌唱法(Soilworkとかの評価)

以前にも書いたけど、もう一度復習したくなって書いて(聴いて)ます。

Soilwork - Overload

 このバンド、スウェーデン発のメロディック・デスメタルというふれこみがありまして、なるほどそんな気もするが、それよりかパンテラ的なかっちょいいメタル風味とピラー的な直線系ドラマチック・メタルの風味が見事に融合して昇華したような息吹を感じる。


こいつらは北欧メタルとして括るだけではいけない気がしてならないのだわさ。


 当初、この曲を聴いた時には、それなりのインパクトでおわっていたのだが、今一度ちゃんと復習してみると、より一層彼等の凄さを実感してしまうのでありました。。


 曲の本編中、ずーっとデス声(『ですます調』のことではない)で突き進むことなく、くだりの部分ではメロディアスなフレーズを入れる。デス声の暴虐性とクリーンヴォイスのハーモニーが絶妙でしてね、ソイルワークのボーカリストの弁を借りるなら、「皆が歌いやすいフレーズを入れることで、ライブでオーディエンスと一体感をシェアできる」のだそうだ。つまり、皆で歌うん(拳を振り上げるん)だな、盛上り部分で。


 このバンドは最初は、もっとデスデスしていて、ソリッド過ぎていたらしいのだが、ライブを通じて、方向性を今のようにしてきたらしい。うん、それって、とても大切だし、理想的なバンド形態のひとつではないかなー。


 世の中、客を突き放したようにぶっ飛んでるバンドがあるけど、客が付かなかったら意味無いしね。もっとも、世間に迎合したくないのはよく分かるので、媚びているバンドってのは私も苦手。


 世間に媚びないバンドの連中が、世間に媚びない客を味方につけて、一緒になって「俺らが俺らだ!」と吠えまくっているところに妙なかっこよさを感じる。
それがとにかく「かっこいい」。



あ、ごめん、余談だ。
さっきのデス声の話じゃないけれど、『ですます調』のメタルロックの歌詞って、昔考えたことがあったっけ。。。えっと、えっと・・・



「メントール」というタイトルの曲です。


湯上がりに タイガーバーム
ツボへ 摺りこむです
効くです 効くです
沁みこむです!


上記の歌詞をナンチャッテ英語で、インチキ歌唱する方法


You are girl, need Tiger Baum
To bow way, thrill come to Death
Kick to Death, Kick to Death
See Me, Come to Death !


今思い返しても、めちゃくちゃな詩だな。
だれか採用してくんないかな〜、だめかな〜、ですメタル(^^;