タルちゃんも凄いがエスペランザさんも凄い

先般は、フレットレスのベースでとんでもなく凄いマイケル・マンリングさんのお話をしたんだけど、女性にもエグイのが存在しているのですよ。

ここんところの女性ベーシストで、「むむっ!」ときたのはジェフ・ベックに同席していたタルちゃんってのがいたんだけど、彼女については先般ブログったので、今回は違うのを(笑)。


Esperanza Spalding(エスペランザ・スポルティング


タルちゃんとはタイプが異なりますけど、凄いことには変わりない。
思いっきりズージャですが、彼女(エスペランザ)はソウルフルでかっこよろしいのです。
エレキではなくてコンバスなのだけど、弾き語りなんです、ベースで!
アコースティック・ギターの弾き語りなんぞは、日本にも腐るほどいますが、アコバス(ちょっとこの表現ヘンか?コンバスと言いましょうな)の弾き語りには、中々お目にかかれないものです。


 データを調べて見ますとね、エスペランザさんは、『1984年生まれのジャズ系ベーシスト、シンガー、作曲家』とある。しかも、名門バークリー音楽院の最年少『講師』ときた。以前ブログったスタンリー・クラーク先生との接点も実はあったりしまして、最近のスタンリーのアルバム「Toys of Men」にボーカリストとして参加していたらしい。ボーカリストとして参加とあるが、スタンリーと同じベーシストってところが興味深い点ですよね。


ESPERANZA SPALDING - Overjoyed


大人だね〜♪
渋いね〜。
さすがに、これ聴きながら日本酒ってわけにはいかねぇなぁ。
でも、ウィスキーもってないしなぁ。(^^;


 多分、アレンジはエスペランザさんご自身がなされたと思うんですが、どこをどうやったらこんな表現ができるんじゃろう?


 ・・・ってか、スティービー・ワンダーの曲って、アレンジの仕方次第でロックにもなるし、ジャズにもなるし、ソウルにもなるしで、そもそもが凄いよなー。かつて、「迷信」でも驚かされたし、「Don't You Warry 'Bout A Thing」でもぶっ飛んだっけ。で、この度は「Overjoyed」か。。エスペランザ女史もすごいがスティービーの凄さを改めて感じてしまったり。。。



そうそう、ジャズの世界は、夜が実によく似合う。
逆に、真昼間ジャズってのは、不思議に似合わん。なぜだ。