学生服の話です

先日、猫写真を撮りに商店街を歩いていた時に、ふと見つけた幟(のぼり)があった。


カンコー学生服


思いっきり懐かしいし、しかもそのお店、学生服と運動靴と体操服で商売が成り立っていると言うような、いかにも典型的「学校癒着型衣料品店」風である。


「癒着」という風習、商習慣ってのを自分が入学時には何も分かってなかったし、学生服は「普通」に商店街にある衣料品店で買うものと思ってたし、そこに違和感は全く感じなかった。つまり、『純』だった(笑)。


 当時の私の田舎には、大手のスーパーとか小売店とかは少なく、精々「ダイエー」と「ジャスコ」くらいだったが、それだって制服がダイエーとかジャスコに売ってないことになぁんの不自然さを感じなかった。。
学生服は「なべだな」か「まるみせ」等で買うのが決まりであった(ローカル・ルールね)。ついでに言うと、上履きは文房具店で買っていた。


記憶の片鱗だ。


 何でここまで思い出したかと言うと、その「カンコー学生服」の幟のモデルが「香坂みゆき」さんだったからである。ジャストミートもろ。
でもって、その幟、今も現役ではためいているってとこが凄かった。
色褪せはしかたない。しかたないけど、一体何年掲げてるんだろう?


興味ついでに調べてみた。


カンコー学生服;尾崎商事


下にスクロールすると、1978年!?  
すげー。
学生服に憧れていた時代は、遥か昔のことでしたか。


 昔は、学生服のCMには必ず女性アイドルが男子制服を着ていたものです。不思議と言えば不思議なのだけど、男の服を女の子が着ると、本人はより女の子っぽさが強調され、服には異性を意識させるデザインを匂わせるサブリミナル効果が与えられる。アイドルも売れるし、服も売れる、一挙両得。そういう戦略があったんだと思う。


・・・っというよりも、驚いたのは、カンコー学生服、まだ現役なのでありました。
最近のTVのCMじゃAKB48に代表されるように、新社会人用スーツの宣伝の方がメインで、学生服CMって、ほんとあんまり見かけなくなったと思う。



にしても、芸風随分変わったもんだなー。



あ、ところで私は、学ラン派です。ブレザー派ではありません。
しかし、女子服についてはブレザー派です。セーラー服派ではありません。
幸い、自分の経由してきた中学、高校は男子学ランであり、女子はセーラーではありませんでした。。。



思うに、自分が着ていた学生服って、『カンコー』だったのかなー?『トンボ』だったかもしれないし・・・


忘れちゃった(^^;