80年代、「パラシュート」とか・・・

パラシュート(だと思う) - AGATHA


 80年代、日本ではクロスオーバーとかフュージョンと言うジャンルが一世を風靡した一局面がありました。
カシオペア、高仲、ネイティブ・サン、プリズム、スクウェア等など、耳に心地良いサウンドを提供してくれるハイ・テクニシャン集団が色々と登場したのです。その当時、ハードロック系固執していた私には、こういったジャンルの音楽は「とにかく耳当たりが良いだけで『ちゃらい尻軽サウンド』」とバカにしていたです。
今にして思えばすごい偏見だけど、「春にテニス、夏に海、秋にもう一度テニスで、冬にスキーに興じることしか脳が無いような学生が移動手段の車の中で流す音楽」と定義していた。


んが、こんな私でも別格扱いにしていたバンドがありました。
パラシュート。


 そのほぼ全員がスタジオミュージシャンと言う、正にプロ集団。ここの二枚看板のギタリスト、「松原さん」と「今さん」がかっこよかった。特に今さん。
(何でソロで飛び出してこないんだろう?スタジオミュージシャンで埋もれて欲しくないなぁ…)と、ずーっと思ってた頃があった。
ま、人其々の人生だし、私がそんなこと言ったところでどうなるもんでもないんですけどね(汗)



そういや、「AB'S」ってのも好きだったさぁ。
ボーカルの声を聞けば、誰の所属するバンドかは直ぐに分かると思います(その時代をある程度馴染んだ方ならば)。


AB'S - Destination


当時、このお洒落加減がとんでもなく好きだったさ。
これもひとつの紛れも無い80年代サウンドだね。
 私ゃ、このバンドの「Asian Moon」ってのが物凄く好きだったです。イントロのポリリズムとか、スラッピングベースとか、キメとか、いちいちかっこよかったっけ。あ、いかん、ドーしても聴きたくなった。あとで押入れひっくり返そうっと♪(^^;