Anberlin

古ーい話をしたので、今度は比較的新しーい話をば。


「アンバーリン」でございます。


 最近、自分の中でどう咀嚼して良いのか判らないジャンルに「オルタナティブ・何たら」ってのがあります。直訳的には「改められた」「代わりの」「もう一方の」の冠が来るのだから、日本的に言うと「『新』何たら」とか「何たら『改』」みたいなジャンル(表)になるんだろう。


 オルタナティブ・・・略して「オルタナ」ってので、自分の記憶の中でいっちゃん印象深いのは「スティーヴィー・サラス」だった。当人、ジミ・ヘンの再来とか言われていたけど、その演奏形態はトリッキーなギター・プレイにロック・ビートを加えた形態で、それは必ずしも「ガツンッ!」とかましたハード系のそれではなかった。少々の「毒」は感じたけど、ポップスでもなければヒップ・ホップでもR&Bでもない。で、行きついた先に打ち出されたのが「オルタナティブ・ロック」もしくは「ミクスチャー系ロック」などと言われていたものだった。
 私自身もそういう表現にそれほどの違和感なく溶け込み、スティーヴィー・サラス以降、そんなわけで、「やや中途半端系のロックをオルタナティブ・ロックと呼ぶことにしよう!」と勝手に決めてかかっていた(ファンの方、失礼っ!)。いえいえ、それってバカにしているのではなくて、「そういう系譜」として落ち着かせるのが適当と思っていたのだ。聴くのは嫌いではなかったのだよ。ただ、あんまりのめり込まなかっただけ(笑)。あ、そうそう、「レニー・クラヴィッツ」ってのもそのお仲間として位置づけていましたっけね。ついでに語っておくと、両者ともCD買いましたもん。


さて、そんなんで、誤解とも何とも言えないけれど、ここにきて「オルタナティブ」の表現、冠のつけ方が、従来のそれと違ってきているように感じてきたです。特徴的な存在が…


「アンバーリン」でございます。


 彼らが「オルタナティブ・ロック」のジャンル(冠)に位置されているんだわさ。それって、クィーンをヘビーメタルというのと同じ位変な気がするんだけんど、どうでしょね。もっとも、アンバーリンのアルバムは一枚しか聴いてないので、他のも聴くと「オルタナ」表現、あながち間違っていないのかも知れない。まぁ、とにかく個人的に彼らの曲の中で、とっても好きなのがこれ。

Anberlin - Feel Good Drag

よっしゃ!
(私にとっては)ラウド系一発だ!!
すごいっしょ!?
ボーカルの「何たらクリスチャン」、やや哀愁のある声質にあって、この吼え系メロディー♪結構、キテます。


うふふふふのふーだっ!

あー、くそったれい、胸がすくわっ。

やっぱり、ロックは時々こうでなくちゃいけねぇよ!!

(うし、ついでに上記過去ブログ関連バンドも一緒に復習しようっと・・・)