「Paris」;3ピースのロックバンドをご存知? 


Paris - Black Book

 かつて、「サウンド・ストリート」というFM番組で渋谷陽一さんというとんでもなくツェッペリンには弱い音楽評論家がいましてね、そこでパリスというバンドを取り上げていたことがありましたのさ。
 彼曰く「ツェッペリンをリスペクトしたい気持ちが伝わってきそうなバンド」というような紹介で(だったと記憶している)、この曲を聴いたっけさ。


「かっこいいな!」
これ、私の第一印象。


続いて、「?」の印象がやってきた。


 確かに「ツェッペリン節」的な部分がPARISにはあるんだが、ギターのカッティングの妙やら、トリオ編成によるシンプルさ加減はツェッペリン的でありつつも、かなり都会的な、垢抜けたオシャレ感が伝わってくる。
第一、弾きまくり的な間奏もないし、これって、コンパクトなロケンローとも言えなくもないじゃないか。
よくよく紐解けば、かのボブ・ウェルチが在籍していた。なぁるほど、そうやって考えるとフリート・ウッドマックからAORへと流れていく過渡期と言うか、前夜祭的なノリを感じるね。


さて、このイギリス・サウンドの米国セール・バンド、ツェッペリンと比較するも良し、単独で聴いてみるのも良し、その辺は、皆様の判断に委ねることと致しましょう。


ではまた・・・see you♪

Paris - Nazarene

(うーむ、とはいえやはり・・・か? 笑)(^^;;