流れが噛み合わない時もある

 何って言うか、こう、噛み合わないというか、流れが合わない時ってあるよね。


 お昼になりました。先日みっけたインド料理屋で、カレーを食べようと足を運んだ。午後1時半、お昼のピークも過ぎて、店内はまばらな状況になっていた。

「そちらにどぞー」

 フロアの端っこに案内された私。その両脇は宴の後で、片づけがまだ済んでいない。とにかく座って、ぼうっとしていた。

(ああ、ハラヘッタ・・・メニューと水、まだかなー)

数分後、次のお客が店に来た。
カウンターの近くに座りながら「メニューどれ?」とか店員さんに聞いている。

そこでまた数分。後から来た客にオーダーを聞いている店員、私のところには誰も来ない。

「ちょっとー、すみませーん!」声を出した私。

やっと奥から女性がやってきた。
人間、腹が減っている時ほど気が短い時は無い。
私は開口一番、「順番、間違えないようにしましょうね、いい!?」と。
店員女性、恐らくインド人、微笑みながら私の話を『耳にしている』。
あれは絶対、理解してない。

「じゃぁ、Bセットでお願いね、『野菜』と『キーマ』セット、ナンとチャイ下さいねっ。」

『はい』とか言いながら去ってゆく店員。

その内、後から来た客に注文の品が先に届いた。
そいつは口を「クッチャクッチャ」と鳴らしながら食事を始めた。貧格マキシマム。
順番もさることながらその音にもイライラして来た。

そしたら今度はどうだ、更にその客の後に来た客にも注文の品が運ばれてくる。私はどんどん後回しにされてるみたいで、もっとイライラしてきた。

(嗚呼、ハラヘッタ!)

ちょっと間をおいて、やっと私のところにカレーがやってきた。だがしかし、

『マトン単品やんけっ!!』

すくっ!(わたし、立ち上がる)

「?」(店員さん、何やら頭に〔はてな〕を浮かべてる)

「いいかな、君達は一度ならず、間違いを繰り返した。順番は間違える、オーダーも間違える、・・・もういいっ!!腹減ってんだ、フザケルナ。」

極力冷静に諭すように話したつもりだが、多分、日本語、通じてない。
それがまた一層、自分を不愉快にする。

食事を取らずに店を後にした。30分のロス。
お昼休みの時間がもうあまり無い。通りがかりの蕎麦屋に入った。

「おおもり下さい!」

 ここは蕎麦屋だ、しかも私の注文はシンプルなもりそばだ。来るまでに時間はそれほどかからないだろう。今日はカレーの気分だったが、それを蕎麦に切り替える英断を迫られた私の苦渋!・・・まぁよい、とにかく今日はお腹になんか収めてお仕舞いにしよう。

(嗚呼、ハラヘッター!)

数分後、店員がもりそばと蕎麦湯をワンセットで持ってきた。

ばたんっ!(思いっきり叩きつけるように置く店員)
くるっ!(去って行こうとする店員)

ムカ!(私心)

「おいこら」

思わず言葉が口をついた。
喋りだして自分も「やばっ」と思ったが、腹が減っているので勢いが先行した。

「『おまちどうさまでした』の一言もなしかい?・・・やめた、帰る。」

またぞろ席を立って、食せずに店を後にする。これで40分以上ロス。

結局、立ち食い蕎麦で僅か数分の昼食となった。
事務所に戻れば「お、今日は随分ゆっくりの昼食だったねぇ」と突付いてくる職員がいた。「世の中、非常識溢れてますから」と、答えになっているようななってないような回答をした。でも、私の表情見て、職員、その後は何も語りませんでした。

 歯車が合わなかった不愉快事はこの他にも連続で発生なるも、ここまでにしときますかね。
色々だ。
こゆ時は、ロックに限る。
メタルがいいな、ヘヴィなのをがっつり聴いて、フラストレーションぶっ飛ばすに限るね。
出来れば一人カラオケで吼えまくりたいところだけど、ちょっと時間なくて行けない。。

けど、今度何とか時間捻りだして行こうっと!
うし、決めた(^^;

とにかく今はガツンとしたの、聴いとくことにする

Linkin Park - Faint

ふぅ(^^;