Fly me to the moon

 気持ちが不安定に揺れている時、そいつを収める方法として「鼻歌を歌う」ってのが解決策のひとつになってるです。「深呼吸」と「鼻歌」の組合せは、私にとって頗る自分を落ち着かせてくれる効果があるみたいだ。


 選曲はどうしたら良いでしょう?・・・この辺りは個人個人で違うでしょうが、私の場合は「その状況で無意識につい口ずさんだ曲」が、自然とベストな選択になってしまうようだ。これ、不思議とその時々で異なっているものでしてね。。。
 何年か前、自分が発狂しそうになっていた時期には、「涙そうそう」をひたすら繰り返して鼻歌していたことがありましたっけ。
先般、凹んでた時には「おもちゃのチャチャチャ」を鼻歌ってました。
ある時には「Calling you」とか、またある時には「アメリカン・パトロール」とかを鼻歌ったりと、そんな調子。
 ただ、私の場合は、一貫して、「ずんどこに沈んだ曲」とか「ハッピーハッピーな曲」なんてのは適していないようです。


 さて、ここんとこ、私は情緒不安定逆流中。何か歌ってないと狂変しそうだ・・・、そしたら、口をついて出てきた曲が「Fly me to the moon」。
とにかくひたすらにこのメロディが今、自分の中を支配している。
なんか、いいんだよな、このメロディの雰囲気が。


Karolina Pasierbska - Fly me to the moon


 この曲の大モトはジャズではなかったようです。が、60年代にフランク・シナトラ(のアレンジ)で大ヒットし、その後、ボサノバ・チックなアレンジや、4ビート処理が本格化して、スタンダード・ジャズとして現在のパターンが定着したようです。もっともそうじゃないアレンジのも沢山あるようですが、そのへんは分からない(^^;


 ジャズ・ボーカルのスタンダードともなると、それはそれは沢山のアーティストが歌うことになります。自分としては、上記「Karolina Pasierbska」のバージョンが好みだったりするのですが、カバーしている沢山の人達のそれら全てを聴いたわけではございませんので、『「Fly me to the moon」ならこの人!』みたいなことは言えません。


ちなみに、


Paul Gilbert - Fly Me To The Moon


これはちょっと反則か、MR.Big
うん、でも上手だねー。
ギターだけでなく、ボーカルも良い味出してるなー。
流石、プロ級のプロ!確かでございます、これはこれで堪能できた♪(^^;