22才の別れ

22歳.jpg 昨日の「人魚の夏」つながりと言うわけではないが、私の記念すべき最初のカセットテープで大事にしている一曲が「風」というフォーク・ニューミュージックのユニットの『22才の別れ』でした。
 もうね、この曲を聴いてから一気に風のファンになって、その後全てのアルバムはもとより、『22才の別れ』のシングルに至っては3枚購入したんです。(殆ど渋谷陽一さんのツェッペリンに対する思い入れと同じだ)聴く用、保存用、予備として3枚購入したのです。デジタルな現代においては想像すら出来ないことだろうね、それほどまでに執着があったのですよ。「かぐや姫」在籍時にこの曲は発表され、実際に録音されているのですが、かぐや姫解散後、伊勢正三(正やん)が結成した「風」ではさらにこの曲は進化を遂げ、非常に切ないアレンジで発表されたのであります。
 その「不思議なチューニング」が、ナッシュビル・チューニングと言うものであることを知るのは、実にこの曲を知ってから30年の時間を要してしまった。で、実際にナッシュビル・チューニングをしてみて、レコード通りの音が出たのに胸が熱くなりましたとさっ!♪

 でね、B面も素敵だったのですよ。「約束しようよ」という曲なのですけどね。久保やんの曲なんです。
これまた私なんか、近所の「印旛沼」なんてローカルな情報だけど、に行ってさ、防波堤と言うか突堤のところでラジカセで大音量で聴いてたんだよね(周りに誰もいなかったし)。春とか初夏が似合う曲でした。一緒に自転車に乗ってくれる女の子がいたら、どんなにもっと嬉しかったことでしょう・・・
いなかったわさ!
くそったれー!!

遅手だったんだよなー。
多分、「あの時こうしていれば」みたいな「タラレバ」があるけどさ、もう一度あの時に戻れたとしても、やっぱり遅手なんだと思うな。

そういうの、からっきしダメなんだよね、僕ってさ。

それで何度失敗してきたことか(苦笑)。

いや、それでよかったことも結構あるのかもしれないよね、気がついていないだけで(^^;

風 - 22才の別れ

じぃぃぃんっだぁっ!!!!!