色褪せを感じない「Extreme」なのだ。

 ついこの間のことのように思っていたのに、よくよくクレジットをみれば95年表示・・・ってことは、冷静に考えれば立派に10ン年昔の歌ということか、あらー…。

 どうも、私は80年代からこっち、時間が止まってしまっている。というか、一塊の時間の中で音楽を捉えているような気がするなー。

 考えたら不思議なもんだ。60年代とか70年代のロックやポップスを聴けば「昔のこの曲はさぁ…」なぁんて、明らかに「昔の曲は」という冠をつけたくなるんだけど、80年代以降になってくるとこれが、「昔」という冠がつかなくなっちまう。
そうね、せいぜい80年代のを「以前の」と冠するくらいかな?
90年以降は明らかにすべてが「最近」。
つまり、いい加減30年近くの時間が経っているにもかかわらず、80年代の曲は私にしてはナツメロの仲間には入らないのである。やれやれだな。。。(^^;ま、よろし。


extreme.jpgExtreme - Cupid's Dead
http://jp.youtube.com/watch?v=kSLFrBMh9d4&feature=related

この曲のおかげで多少はラップに対しても理解を許すようになった当時の私。
ってか、この曲の凄いところは、間奏の果てしなく続くギターとベースのユニゾンだ。
臨場感たっぷりなのである。勿論真似もしました。結構、忙しいフレーズです。

タラララ、ッタター、タッタッ、タラララーッタラー、タッタッタラー♪みたいな。

いやぁ、今聴いても、やっぱり昔のようには感じられない。
やばいな。おっさんレヴェルが高まっているな(汗)。
ま、いーや♪


あ、そうそう、ギタリストの名前、「ヌーノ・ベッテンコート」。
この名前にも度肝を抜かされましたっけ。今でも凄いと思う。
「ヌーノ」ですよ、「ヌーノ」。その昔、「イーノ」ってのもいましたが、「ヌーノ」になると「イーノ」以上に「のぺーっ」としたイメージが来ますでしょ。
しかし、ここで「ベッテンコート」と続くのだ。なんだか、「がってんだー!」みたいな、「ぎったん、ばっこーん」みたいなソリッド・イメージが来る。
「のぺーっ」と「がつーんっ」が並んで、中和されたような名前のギタリスト、ヌーノ・ベッテンコート。実に異星人っぽくてかっこよいではないですか。しびれたねー。