人生は幻影なのかな?

「人生の大半は幻影なのだ」という説に触れました。それって、時間軸を考えて導かれるものなんですけどね。

「過去」とは、過ぎ去りしものであり、今更やり直すことは出来ない。というか、過去を振り返る時、そこには記憶を辿ると言うプロセスがある。記憶ほど曖昧なものはない。

一方、「未来」。未来は確定したものではない。つまり未来は「想像」するしかない。想像する未来とは曖昧なものだ。

すなわち過去も未来も不確かである。
確かなのは、今この瞬間の「現在」のみ。
人生を歩む時、切り口はたったの3つしかありません。

過去-現在-未来。

「現在」は他の二つの側面からすると非常に短い。

ってことで、人生の大半は曖昧な幻影であるという論法だ。

なるほど確かに一理あるね。

でもま、それは詭弁でしょうな。

過去は現在がこうなるための原因であり、
未来は現在のあり方で決定される結果なのだもの。

積算された時間の長い短いではなく、現在が最も重要なんだよね。というか、現在こそが「全て」なんだと思う。

だからね、過去を悔やむのは不毛です、反省ならまだ良いけど。
将来に不安を覚えるのも取り越し苦労ってものです、展望ならまだ良いけど。

「今」を活き続けていければ間違ぇねぇと思ってます。
これ、私のひとつの信念みたいなものだな・・・。

なぁんて、思った。